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人生とは、「本当の自分に出会う旅」であり、「執着」は、それに関する大切なことに気づかせてくれるもの。


僕自身、機能不全家庭、そして機能不全家族に執着していた時期がありますが、この電子書籍に書いたことで自然と執着が減っていきました。

その心の変化によってわかったことが、人生とは、「本当の自分に出会う旅」だということ。そして「執着」は、それに関する大切なことに気づかせてくれるものでもあるということ。

この電子書籍を読んで、あなたが見失った「あなたの大切なこと」を「執着」を通して気づき、そして取り戻してほしいなと思います。

僕ら人間は、誰かの奴隷になるために生まれてきたわけではないのです。他人に媚び諂ったり、同一化して生きるために生きているわけではないのです。心の中の小さな自分の親となり、自分の力で「本当の自分に出会う」ために、勉強し、努力し、時には戦っていく必要があるのです。

思い出してみて下さい。あなたの心が、まだ、なにものにも支配されていなかった子供のころ…、、、そこには「あなたの大切なこと」があったはずです。それをもう一度取り戻して下さい。

取り戻すためには、恐怖と対峙し、勇気を持って、信念を持って、心の中の小さな自分を守る親となって下さい。例え殺されても、心の中の小さな自分の前に立つ親になって下さい。それが出来た時は、機能不全家庭、機能不全家族、それに対しての執着など消えているでしょう。

僕自身、、、本当の自分が何なのかさえわからず生きてきました。熱心な宗教の信者の親に育てられ、植え付けられたあらゆる情報で混乱して生きて、生き延びるために進んだ道は非行、何処に行っても形が違う洗脳がありました。それも嫌で今度は薬物依存、幻覚世界への逃避。

自分が壊れていて、何が自分なのか、自分の感情って何なのかさえわからず、ぶっ壊れていました。ようやくこの歳になって、「本当の自分」がすこしずつわかってきました。過去の僕は、条件付けの愛欲しさに、自分を見捨て、自分を裏切り、自分を差し出して、自分を身代わりにしていたのです。

卑怯者だったのです。

そして、心の中の小さな自分に二度と見捨てない、申し訳なかった。二度と見失わない、死んでも、殺されても、見捨てない。そう約束しました。そうすると、自殺を考えるほどの見捨てられ不安も減り、心の奥に「信念」を感じるのです。確固たる信念、、、これは死後も永遠と続くものだと確信出来るものです。

僕は僕の味方になったので、例え死後の世界があり、暗闇の地獄に堕ちようとも、自分の傍に自分がいるので、過去よりも恐怖が少なくなりました。以前は、死への恐怖も酷く、見捨てられ不安も酷く、酷い恐怖症でした。

心の中の小さな自分の親になる、この一言に大切なことが詰まっています。その過程が「サヨナラ・モンスター」です。

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