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もしも3日後、生きていたら

タイトルにあると通り
僕はここ数日で死ぬかもしれない。

その可能性が、かなり大きく横たわっている。
確定でないけれど、そこしれぬ大きな危険と隣り合わせ。

数日後には、自分は…という可能性がある。
いや、それは、言ってしまえばいつでもあるのかもしれない。

いざ、本当に危ない状況になって、死を意識したとして
今まで何度となく言葉にしてきた「死にたい」という自死の意志よりも
はるかに違う、恐怖。

自分がコントロールできない何かに命を脅かされる恐怖というのは
本当に自分の心を簡単に支配することができるんだな、という。

上手く言葉にできないけれど
もしも、3日後、生きて、また文章を書くことができたとしたら

僕はそこから、本当の意味で、魂を入れ変えたように
馬車馬のように走り出して、やり残したこと、やらなければならないことから
逃げずに立ち向かうことを、誓う。

全力で、即行動し、徹底的に、とにかくやる。
そういう人間に、生まれ変わる。

もしも、生きていたら、という前提だが。

この文章が最後になったらごめんなさい。

いや、誰も期待して読んでいないだろうから
もうあまり気にすることはないのだけれど。

生きたいな、生きたい。
あの人に逢いたいし、あの人に僕が創る本を届けたい。
あの人といろんなことを成し遂げていきたいし
やりたいこと、やるべきこと、自分の命をどう使うか。

まだ、たくさんあるのに…。
僕は、どうなってしまうのだろう。

よくわからないけれど、とにかく、今は、誓う。

あれほど死にたいと願っていた自分がいま
こうして、思う。「生きたい」と。

どうか、どうか、まだ僕の物語が終わりませんように。

ただ、それだけを残して、永遠の別れか
しばしの別れか。

また、ね。

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