2025年7月の予言とユング心理学について-医療系心理学(柴犬ルーベンス)
自然災害を予言する人は星の数ほどいて、これだけ膨大な人数がいれば、そのなかにはたまたま偶然、あたってしまう人がいても不思議ではない、それがたつき諒さんやこの人たちだった、ただそれだけのこと。そう考えている人は多くいるでしょう。
ですが、精神科医のユング先生は、おそらくそんなことは分かっていた上で、現実に、予知夢はあり得ることを認めていました。
ユングは「人間と象徴」という本に、こう書いています。
われわれの意識がしばしば未来やその可能性に、とらわれるのと同じように、無意識やその夢も未来にとらわれている。
（実例を出して、）この例が示すように、夢は予想したり予見するような性質を持つこともある。とくに、明らかに意味深い夢が、それを説明するのに十分な文脈を示さない場合はそうである。このような夢はしばしば、まったく突然にやってくる。それを知らないのはわれわれの意識だけで、無意識のほうはすでに知らされており、夢で示されたような結論に達しているようである。
さて、たつき諒さんの海の異変のあの夢は、「それを説明するのに十分な文脈を示さない夢」であったのでしょうか？
もしそうなのだとすると、例のあの夢も、本物の予知夢である可能性が高いと、このchでは考えています。
2025年7月5日午前4時18分というこの時期は、当たる可能性とハズレる可能性のどちらもあります。備蓄や心の準備はきちんとしておきましょう。
〜完〜
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