ご機嫌スキルありますか?
あなたは自分をご機嫌にする術をいくつ持っていますか?
ご機嫌スキル。これは大人には必須科目だと思う。
いつもにこやかな人、優しい人、機嫌がいいひと。
こんな人が傍にいてくれたら。自分がそんな人だったら。
なんて幸せなんだろうと思いませんか?
でもそんな人って、ずーっと良いことがあるわけでも無く、
ずーっと恵まれているわけでも無い。
むしろ、人間的に素敵だなって人ほど、大変な事、苦しいこと、悲しいことを経験してきた人だと思う。
私たちもそうですよね。人より敏感な心や身体を持っているからこそ、人より多くを感じ、考え、生きてきたはず。だからこそ、HSPさんはとっても優しい人が多い。
でもそんな人でも、時に、心許せる人には不機嫌になってみせたり、あーもう私ってイヤなやつだなーってなる時もありますよね。
もちろん、人間ですから、たまには良いんですよ。
ただそれが習慣になると、苦しい。
自分の機嫌を態度で相手に伝えようとしている自分に気がついたら、
不幸せのループに入ったと思って下さい。怖
だってそれって何にも好転しませんから。
人って赤ちゃんの時は、言葉を話せないから泣いたり怒ったり機嫌で自分の意思を伝えようとしてきた。だからか、気が緩むとつい、家族や夫、子供に対して、近しい間柄には余計に幼稚になってしまう。
私は疲れているから、もう動けないから、ないがしろにされて悲しいから、
(無視する。わざとしんどい顔を見せる。声のトーンを落とす。怒鳴る。)
これで、「あぁ辛いんだな、ごめんね、」って察してくれるのはとても素晴らしい人。なかなか居ない。
普通は、無視された、嫌いなのかな、怒ってるな、機嫌悪いな、
近寄らないでおこう、、、と思われることの方が圧倒的に多い。
そしてそれは正しい。
だって、自分の機嫌は自分の責任なのです。原因が何であれ、です。
えー!?くさい靴下を毎日ほったらかしてあるのは夫のせい!
部屋をぐちゃぐちゃにしてるのも子供が片付けないせい!
って思いましたか?
そうであっても、それらは単なる事実。であって、私が相手に不機嫌で攻撃して良い訳では無いのです。そしてそれでは解決しないのですから。
ではどうするか。
『靴下はかごにいれてね。いつも拾うのは嫌な気分なの。だから拾うのをやめるわ』と伝える。
そして靴下をかごに入れず洗濯してもらえなく、明日履いていく靴下が無くなるのは夫自身の責任なのです。
おーい!靴下無いぞー!と怒ったって、焦ったって、夫の責任です。
『あら、洗濯かごに入れなかったの?残念ね。』で良いのです。
それぐらい妻の義務と怒りますか?いいえ。事柄の大きさは問題では無く、その人が耐えられないと伝えた事、この場合のようにそもそも夫自身が必要な物は自分が責任を持ってやれば良いのです。もちろん逆の然り。
また、解決策も0か100かでは無く、話し合って中間の解決策を出すのもありですよね。
洗濯かごに入れるのが、仕事の後どうしてもツライんだ。っていうなら、玄関に靴下入れを置いてあげるとかね。
相手の問題を自分の事にしない。コレ大事。
相手のことは変えられないから。
変えようと願うたび、期待し、傷つく。腹が立つ。
自分がイライラしだしたら、このイライラの原因を自分で考える。それがだれの問題なのか客観視する。
そして自分とは切り離す。
コレを習慣づけておくと、HPSさんはとってもラクになるはず。
外で、怒っている人、嫌みな人に会うと、すぐ影響される私たち。
でもそこで一旦、怒っているのはその人の感情の責任。怒るって決めたのは
あの人自身。と割り切れば少しラクになる。
コレは自分も同じ。心ない接客をされた。注文を何度も間違えられた。
イラっとすることも多い世の中。
そこで相手が悪いと怒り、疎ましく思われるのか、
もうこの店には、あの店員さんが居るときには、来るのよそう。
冷たい接客をしているのは相手。楽しく仕事を出来ないのは相手。と切り替えて、自分の気持ちいいことを探そ!と切り替えられるかは、
自分で選択できる。
後者を選び、自分の気持ちいいこと、楽しいことを出来たなら、日々、気持ちよく生きられる。
誰かのせいで、一日気分が悪い人生になんて、誰か任せの毎日なんて勿体ない。
自分の機嫌は自分で決められる。
それならご機嫌でいたい。
自分が気持ちいいこと、楽しいこともちゃんと把握しておく。
おいしい紅茶を飲む。好きなアロマキャンドルの香りを楽しむ。
コンビニのチョコを買う。ストレッチをする。大好きな俳優さんを見る。
さー今日のご機嫌取りはこれにしようっと。といつだって思考を変えられる。
ご機嫌スキル。
ちゃんと問題を切り分けられること。
そして自分の機嫌を上げる術を知っていること。
大人であれば、ぜひ身につけていたいスキル。
自分も相手も気持ちよく生きていくために。
サヤカ
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