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自分の使命とは。気質、場所、立場。

新型コロナウイルスで自粛生活が始まって、はや2ヶ月、、、

緊急事態宣言からは約1ヶ月。。

時間がたっぷりできたので、映画やテレビを見ている人も多いと思います。

私も子育ての狭間に見たのが、ドラマの【仁~JIN~】と、【アナと雪の女王2】でした。

ドラマの【仁~JIN~】は、大沢たかおさん演じるお医者様が、突然タイムスリップし、江戸時代に行ってしまうお話。

また、アナ雪2は女王エルサがなぜ自分だけ力を持ったのか、妹のアナはエルサを命がけで守りたい、、、と旅をしていくお話。

と、それぞれ全然違うお話なのですが、二つの物語の中で私が感じた、共通している点は、、、

理想としている自分になっていない主人公が、今、自分が何をすべきか、何が出来るのか、必死にもがきながらも一生懸命行動していき自分の使命をまっとうする、ということでした。

人って、自分がやりたいこと、なりたいものを夢見ますよね。

医者になりたい、お花屋さんになりたい。有名になりたい、お金持ちになりたい。だったり、人を幸せにしたい、世の中をよくしたい、など、一度は考えたことがあると思います。

私も子供の頃から、あこがれの職業もあったし、こんな人になりたいなぁとあこがれの人もいました。

でも、生きていく中で選択してたどり着いた今は、夢見ていたことと全く違った現状でした。

そして寝る前にいつも思う。あぁ、なんで私はあの人みたいにできないんだろう。もっとこうなれないんだろうと、夢の自分と、現状の自分の違いにガッカリし、悔しく情けなくなることもありました。

いつか、いつか。

そう思って生きている今は、とてもわびしい。

夢を見て、夢に向かって努力する力と、身体と、環境を自分で勝ち取っていく人。そんな人は本当に素晴らしく尊敬します。

じゃあ、それができない人たちはみんなダメなんだろうか?

いや、ちがう。コレまで生きてきた中で、選択してきた事は適当にえらんだことばかりじゃない。自分なりにたくさん考慮して選択した結果だ。

そして一生懸命がむしゃらにがんばったことだってたくさんある。

それが自分が思い描く夢の自分とは大きく違っていても。

ドラマ仁~JIN~やアナ雪2をみて分かったこと、

人にはそれぞれ、自分の気質、役割があるんだ。そして今目の前でやるべき事、出来ることを一生懸命していくこと。これこそ私にしか出来ない使命なんだと。

坂本龍馬のように、人の心を動かす力がある人、医者として医術で人を救える人、傍で毎日おいしいご飯を作り、笑顔で癒やし支える人、たくさんいる。振り返ると、誰一人欠けてはならない人。

誰かが誰かを救っている。

夢や希望をもつのは素敵なこと。ただ、その夢の自分になれなくてガッカリするのも違う。

今居る環境で、私が持った気質で出来ることは必ずある。

そしてそれは必ず誰かのためになる。

そこを自分の役割として、使命として生きていく人は強い。

私は本当はもっと強く人の目も気にしないで、タフに世界中まわって勉強したいこと行動したいことたくさんあった。それでも、HSPとして生まれ、人や空気や周りをイヤでも感じてしまう敏感な心と、色んな影響を受けやすくすぐ疲れ、風邪を引いてしまう、体調をくずしてしまう敏感な身体を持った私がある。でも、だからこそ、私しか感じ得ないこと、私しか発っせ無い言葉、私しか出来ない今目の前にあること。があるはずなのだと。

何も、エルサのように手から氷が出なくっても、お医者さんのように手術が出来る知識が無くってもだ。

毎日家族のために仕事をしに行く人は、それでみんなが生きられるお金を稼いでいる。

毎日ご飯を作る人は、自分のため、家族のために、栄養を考え、おいしさで人の心をほぐし、癒やし、健康を作っている。

自分の気質を上手く使って、出来ること、伝えられる言葉。

自分の環境で出来ること。

それが使命感を持って、自信をもって、強く一生懸命できたならなんて素晴らしい事なんでしょう。

笑顔でおかえりと言ってあげられる。たった一回世界的な偉業をどっかですることより、毎日家族の癒やし、楽しさを伝えられるなんて、とてもすごいことだと思います。

自粛自粛の今、世界が立ち止まった今、色んな事を考え、色んな事がリセットされた気がする。そして、再スタートまでに何が出来るか。

私はこれから何が出来るか。自分の気質、場所、立場で、今一度考えて感じてみるきっかけになれば。

あなたのために。まわりのために。

サヤカ





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