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Youth UNHCR みんなの未来そうぞうコンペ 表彰式【開催報告】

きのう12月11日、Youth UNHCRと瀬戸内市主催でみんなの未来そうぞうコンペ~「共に生きる」こと~表彰イベントが『ゆめトピア長船』で開催されました。

みんなの未来そうぞうコンペチラシ
★ご案内チラシ★

このコンペでは
『日本で生きる難民の人々との共生に向けた若者のアイデア』
を募集しており、全国から33のアイデアが集まったそうです。

東京から来てくださったYouth UNHCRの皆さんが、会場入りに際し若干興奮気味にツイートしてくださってます。

昨日の表彰式は、このようなプログラムで進みました。

  1. 受賞したアイデアの表彰

  2. 受賞者によるアイデアプレゼンテーション

  3. 地元瀬戸内市で学ぶ学生(留学生)によるアイデアプレゼンテーション

  4. 審査員による講評

受賞したアイデアは、どれも若者らしい視点によるものだと感じました。

特に、小学生4人による『食べられるもの&お祈り場所サーチアプリ』というアクションアイデアには、若者らしい「アプリを作ろう」という視点に加え、
「友だちのことが好きだから、なるべく便利に過ごせるように」
という思いやりにあふれており、プレゼンテーション中の、

「ちょっと面倒くさいけど、友だちと遊びたいからがんばれる」

という言葉には思わず笑みがこぼれました。

そして、地元日本ITビジネスカレッジの学生によるアイデアプレゼンテーションでは、瀬戸内市在住のインド人留学生と同じクラスで共に学ぶ日本人学生がアイデアを披露。

留学生が運営そして難民支援を行うサポートセンター設立のアイデアは斬新だと感じました。

インド人留学生によるプレゼンテーション

日本人学生による『ビザ取得・更新手続支援』も含めた支援アイデアには、実際に共に学んでいるからこそ気づける課題が盛り込まれており、学生の観察眼に唸りました。

日本人学生によるプレゼンテーション

おわりに、瀬戸内市長武久がコメントの中でこのように申し上げたのが印象的でした。

「日本も多くの課題を抱えているのに、外国の支援をするなど考えられない」という声も聞かれる。しかし、隣人を助けることは必ず回りまわって自分を助けることにつながる。

「難民?私には関係なさそう…。」
「難民問題を当事者として捉えている人は、特に日本ではとても少ない。」

これは、受賞アイデアのプレゼンテーション中に何度も出てきたフレーズです。

実際に共に時間を過ごしている友だち、隣人、同僚が難民だったら…。外国籍の友だちが、突然祖国を追われたら…そんな風に考えてみるところから始めていけばいいのではないかな、と思いました。

瀬戸内市では、ウクライナをはじめとするUNHCRを通じた世界難民支援プロジェクトとして、2,000万円を目標に寄附を募っています。

難民のみなさんは、想像を絶する過酷な生活を送っているそうです。
一週間で500ml(ペットボトル1本分)の水しか使えないなんて、本当に信じられません…!

みなさまからのご寄附は、水や食糧に替わり、いのちをつないでいきます。
ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。

画像クリックでふるさと納税サイトへ飛びます。

UNHCRを通じた世界難民支援プロジェクト Setouchi ふるさと納税ポータルサイト (setouchi-cf.jp)

これからも瀬戸内市は難民支援の取組を進めていきます。

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