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なんでもない日常が面白くなること

今日は息子と掃除機のコードを出したり入れたりして遊んだ。

あのコードがしゅるしゅると本体に収納される動き。
それが面白いみたい。

コードが本体に入りきったところで、「あれ?なくなっちゃったねぇ」「でてきた!」「もう一回しゅるしゅるしゅる〜」なんて言いながら遊んでいると、息子も、「あれ、消えた」「出てきた!」「ナンデ??」というような顔をする。(ように見える)

何度も繰り返すとどんどん笑顔がおおきくなっていき、くしゃくしゃに目を細めて、楽しそうに声をあげ、なんとも可愛かった。

最終的には側面に少し覗くプラグのところを手でぱしぱし叩きながら、「あれ?」「う〜ん」としていた。

以前から大きな音を出して動き回る本体や、なにやらうねうねしたホースが気になっていたようだが、今回コードの不思議にも触れたことで、掃除機がだいぶ気に入ったようだ。

愛着ある感じでバシバシたたいていた。

コードで遊んだことを思い出すと、なんだか馬鹿っぽい気もするし、なんともいえない気恥ずかしさや、ぽわんとした余韻がある。
平和だなぁ、と思う。

なんでも楽しめるのっていいな。
赤ちゃんの特権だ。

しかしそこまで考えてふと気付いたのが、私も結構楽しくなってたな、ということ。

たぶん、息子はこれ楽しいだろうな、あっくいついた、よし、しばらくこれで遊ぼう、とそれなりに計算してはいるんだけれど、最終的には2人できゃっきゃ楽しんでしまった。

普段はコードの収納なんて、なんてことはないのに。

息子の楽しいを、私もわけてもらっているのかもしれない。

子育てにこんな楽しみがあるなんて知らなかった。

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