書けないときに足りないもの
ここのところ、書きたいという気持ちはあるのに書けない。
寝たいのに目が冴えて眠れない夜みたいに、書きたいのに、ネタもあるのに、書くことができない。
と呟いたら、友人がこう返してくれた。
「インプット」「体力」「時間」「心の余裕」のどれかが足りない可能性。
ううむ、なるほど。
一晩経って改めてそうだなぁと響いている。
友人は小説家で、大学からの付き合い。
4年間仲良くしてたのに、卒業間近になって急に「実はちょこちょこ趣味で小説を書いていて、投稿したら賞をもらった」と打ち明けてくれた時はびっくりした。
4年間もほぼ毎日会っていて全然知らなかった!
彼女は頼まれなくても、義務がなくても、反応があってもなくても、物語を書き続けていた。
今も昔もそうである。
物事の芯をとらえるのが上手で、そのうえハッとするほど表現が的確で、私は彼女の物語を読んで泣いたことが何度もある。
透明感のある爽やかで、それでいてたちどころに状況が浮かび上がるような文章がすき。
先の言葉は、そんな彼女が彼女なりに書くことと向き合ってきて導き出されたものだろう。
当たり前のようだけど、とても大切なことが書いてある。
「インプット」「体力」「時間」「心の余裕」のどれかが足りない可能性。
これを聞いてハッとしたのが、もうインプットから足りない。
インプットが足りない、というのは私にとって相当珍しい。アニメすら楽しめてない。
やばいなと思った。
あとよく考えれば風邪を引いていた。
息子からうつったもので、これが手強い。
マスクで感染を防いでいるが、会社でも周りの人がゴホゴホし始めて申し訳ない。
こんな暑い中マスクして遅刻ギリで全力疾走し息も絶え絶えになっているので、体力も時間もない。
ということで、本当は今すぐにでも下書きに残っている文書に手を入れて書き上げアップしたいのだけれど、違うアプローチをした方がいいのかもしれない。
本当はアニメや漫画や、夏におススメな映画の話がしたいんだ!!!!!!
今オタクとしての私はワクワクにつつまれてすごく楽しく生きてるんだ!!!
もうすぐ好きなアニメが始まるのが楽しみで仕方ないんだ!!!!
ずっと書きたい育児ネタもあるんだ!!!
あるんだよーーーーーー!!!
ちなみに普段の私は書けないとき、「こういう時期なんだな」とただ耐える。
そういう時期が過ぎるのをなるべく穏やかに待つ。
これは大好きな「風姿花伝」をヒントにした思考なのだけれど、現状認識がざっくりしすぎていたかもしれない。
少し反省している。
とはいえ0歳児と暮らし働いているので自分をいたわるのも難しいところがあるけれど、できる限りやってみよう。
まずはnoteの#コンテンツ会議と#夏に見たい映画のピックアップを読んだ。
どれもとても面白かった。
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