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【メタバース】 変わる「メタバース」の定義 ~来たるメタバース③~

最近のトレンドワード「メタバース」
しかし、その「言葉の定義」は、
前から存在しているものとは大きく違う。

その未来の可能性に富んだ
新たな「メタバース」の定義を理解する
「4つのキーワード」とは?!


こんにちは。
メタバースに魅せられた男、
3つのメタバースのLANDオーナー
メタバースリサーチャーの【甲斐柱】です。

僕は「NFTゲーム」というよりも
「メタバースの可能性」に注目しています。

「来たるメタバース」シリーズでは
「メタバース」とは何なのか?
を改めて考察します。

今回は
「来たるメタバースを理解するための
 必要最低限の用語(その①)」

です。

※一部、僕の有料電子書籍から引用するので
 然るべきタイミングで「有料化」する予定です。

1.「来たるメタバース」を理解する必要最低限な4つのキーワード

新たに定義される「メタバース」の意味とは
一言でまとめると、

ビジネス経済圏としての可能性を持った空間

というのが、僕の理解です。

この「ビジネスの経済圏としての可能性」
という部分が、これまでの「メタバース」と
異なる部分です。

この新たなメタバース、
つまり「来たるメタバース」の本質を理解するには
4つのキーワードの理解が必要です。

それが
1.メタバース
2.ブロックチェーン
3.仮想通貨
4.NFT

です。

どれも、最近のトレンドワードです。
まず、これら4つのキーワードの本質を理解しましょう。

2.キーワード1:メタバースとは

「メタバース」の基本的な定義は

現実の世界と同じように、時間軸を持ち、
存在し続けるバーチャルなパラレルワールド


といえます。

もう少し詳しく説明します。

「メタバース」とは、
「Meta(超越)」と「Universe(世界)」
を組み合わせた造語です。

「メタバース」の説明を要約すると、次の通りです。

・オンライン上で共有される3DCGの仮想現実空間
・オンライン上に常に存在し、時間が流れている


「共有される」「常に存在する」「時間が流れている」
というのがポイントです。

3.「メタバース」と「TVゲーム」の世界の違い

3-1.「TVゲーム」は「個の世界」

「メタバース」の意味を理解する上では
TVゲームと比較すると、分かり易いでしょうか。


TVゲームの中の世界はいわゆる「仮想空間」です。
しかし、それは基本的に「個人の世界」です。

あなたと友達が同じTVゲームを持っていたとしても、
あなたのゲームの世界と、友達のゲームの世界は
別に存在しているパラレルワールドといえます。

あなたが電源を入れればTVゲームの世界はスタートし、
電源を切れば終わります。

次に電源を入れたときも、最初から始まるか、
コンティニューで前回止めたところから始まります。

あなたが電源をオフにしている間、
TVゲームの世界の時間は止まっているのです。

つまり、「ユーザー主体の世界」といえるでしょう。

3-2.「メタバース」は「みんなの世界」

逆に「メタバース」は、
「ゲーム主体の世界」といえます。

メタバースとTVゲームの違いがここにあります。

オンライン上に、TVゲームの世界が常に存在し、
時間が流れているのです。

あなたと友達が同じTVゲームを
持っていたとしたら、
あなたと友達は同じゲームの世界に
参加することになるのです。

あなたが電源を入れようが、入れまいが、
そのTVゲームの世界は存在し続けます。

TVゲームを途中で止めた場合、
次に電源を入れたときは、
電源を入れていなかった時間が
経過した後の世界から始まるのです。

あなたがTVゲームの電源を入れていない間も、
TVゲームの世界の時間は進んでいるのです。

メタバースは、
TVゲームと同じ「仮想空間」でありながらが、
それは「みんなで共有された世界」なのです。

正に、

現実の世界と同じように、時間が流れる
バーチャルなパラレルワールド


それが「メタバース」だといえるでしょう。

4.これから拡大される「メタバース」の可能性

この定義はあくまでも
「これまでのメタバース」の基本的な定義
です。

この基本的な捉え方の上に、
様々な技術革新の要素が加わり、
これまでのメタバースでは
考えられなかったような進化が
起ころうとしています。

僕はその
「新たな価値」を持ったメタバースを

「来たるメタバース」

と期待を込めて呼んでいます。

5.前回までのnoteはこちらから…


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