30歳サラリーマンのやめたことリスト
28歳サラリーマンとしてnoteを始めた私も今年で30歳になりました。まだまだ新しい体験が多い一方で考え方の変化から、やめたことも多くあります。今回は20代の時の自分に、もっとこうした方が楽やで!と助言したいことをnoteに記すことにしました。
晩酌
第1にアルコールとの付き合い方です。
というよりもただの健康面です。
20代の時は、毎日とは言いませんが結構な頻度で晩酌をしていました。
しかも何かうまくいかなかった時ほど、それを忘れるために飲んでいた気がします。
これ良くないですね。
アルコールによる多幸感はあくまでもドーパミン的作用なので、どんどん酒の量が増えていく気がします。
(それっぽく書きましたが、エビデンスはありません)
変わったきっかけはシンプルに肝臓の数値が悪かったことです。
人間、行動が変わる時は身の危険を感じた時なのだと知りました。
これを機に晩酌は疲れた日でも悪いことがあった日でもなく、何か良いことがあった特別な日だけにしました。
1人酒の話をしましたが、友達と飲むお酒はめちゃくちゃ好きです!というより、酒=特別な日とヒモづいたからか、より幸福度が高い時間を過ごせるので好きな気がします。
よく酒に酔い潰れることを酒に飲まれると表現しますよね。
自分自身を振り返ると晩酌せずにはいられない時点ですでに酒に飲まれていたように思います。
他人との比較
良いのか悪いのか、人と比べることがなくなったと感じます。これは歳を重ねたからなのかはわかりません。
ただ過度に見栄を張ることもなければ、他人に嫉妬することもなくなったので、20代の時よりずいぶん生きやすくなった気がします。
いまやSNS全盛の時代なので、他人のキラキラした部分ばかりが目に入り、比較する機会は嫌でも多くなります。
私も20代前半の時に外車を購入し、身の丈に合わないブランド物を身につけ、イタめな投稿をしていましたが、ハイオクガソリンを満タンに入れるのをためらったり、毎月の保険料にため息をついたり、というクソみたいな瞬間などもちろん載せません。
SNSなんてそんなネガティブな瞬間を覆い隠すいきりマウント合戦(自分も含め)にすぎないのに、他人との比較という現代病が生まれてしまうのはしんどい時代だと感じます。
人と比べることは無くなりましたが、自分がどうありたいかを考える時間は増え、そこに対してはわりと貪欲です。
自分の好きな人や好きな時間といった比較の生じないものを非地位財というらしいです。
自分にとっての非地位財がなにかわかってきたことで、不毛な見栄をはらなくなったように思います。
時間がないと思うこと
時間に対する考え方は最も大きく変わったことの1つです。
28歳の時、鹿児島県の知覧に行ったことがきっかけな気がします。
知覧飛行場の跡地には第二次世界大戦の際、国のために特攻部隊として命を捧げることが決まった20歳前後の若者の手記がおさめられています。
その手記を読んで以降、自分の時間の使い方を考える機会が増えました。
その中で分かったことがあります。
"時間が有限であり、万人に平等"であることです。
しごく当然のことなんですけどね。
20代の時、『時間がない』という言葉をよく発していたように思います。
人生全体でみるとたしかに時間は有限なので間違ってはいないですが、よくよく考えると時間は誰にでもあります。
えげつないレベルの金持ちであるイーロンマスクやジェフベゾスでさえも時間だけは私と同じで1日に24時間しか与えられていません。
えげつない金持ちなのにです。
何が違うのか、それは優先順位だと考えるようになりました。
人生、仕事、プライベート、色んな時間のポートフォリオがあります。
何か新しい活動をする時に時間がないからやらないのではなく、優先順位が低いからそのポートフォリオに組み込まれないだけです。
『時間がない』と口にしていた20代の自分に『今やってるそれ優先順位高いん?』とツッコミを入れたくなります。
また優先順位に意識が向くことで、目的が明確になり、やらなくていいことを選択しなくなったと感じます。
なので休日は6時に起きてジムで筋トレ。読書をしながら朝食を取り、昼から家族サービスをし、夕方は副業。夜は英語の勉強をするなど超生産的な時間…
なんて全く過ごせていません。
たいがいダラダラ過ごしてます。休日の非生産的な過ごし方も自分にとって優先順位が高いことなので。笑
苦手な人との関係
先ほどの時間が有限という部分にも通じますが、人間のエネルギーも有限であると気付けてきました。
もちろん時に100%以上の力を出すこと(いわゆる限界の突破)によって成長することもあると実感しています。
実際に高校時代に所属していた興南高校の野球部では監督から
"苦手な人や環境を避けるのではなく、あえて関わることで成長に繋がる"
と教わってきました。
『逆境を生き抜く力』という著書まで出ています。
そんな監督にアンチテーゼを示すわけではないことは超前置きしますが、やはり人間にとって時間とエネルギーは基調な資源であり、有限です。
それを忘れてしまうと無意識のうちに消耗していく可能性があるなと感じています。
幸いにも普段、生活していて尊敬できる人や好きな人に恵まれていると感じますが、自分と他人の境界線が引けていない人や感情のコントロールができない人との距離感は大切にしています。
高校時代の監督の教えによって20代の時は、
色んな人と仲良くならなければ!
と誤解していました。
もちろん人に偏見を持ったり、ジャッジなどはしません。
ただ人を尊敬できたり、好きと思えるかどうかに敏感になったことで、その人たちとの時間を大切にするようになりました。
やらなければならない勉強
最後に人間の永遠のテーマ『勉強』についてです。
義務教育あたりから
"勉強=やらなければならないもの"
とネガティブに認識するチップを埋め込まれました。
ようやくこのチップを除去し、
"勉強=やりたいこと"
として捉えられるようになりました。
20代の時もそれなりに勉強することが多かったですが、何かと追われている感覚や焦燥感が強く、やらなければならないという要素が大きかったと思います。
勉強することに前向きになれたきっかけは自分もよくわかりません。
ただこの年齢に差し掛かってくると新しい知識や考え方を知ることがわりと楽しかったりします。
もっと早くこの感覚を身につけたかった!
と感じますが、年齢を重ねたからこそであり、20代の特に前半の自分にこれを提言しても聞く耳を持たない自信があります。
勉強って奥深いですね。
しかも勉強することで知らないことが減っていくのかと思いきや、むしろ知らないことが無限にあることを知らされます。
『一生勉強、一生青春』
みつをさん、良く言ったものです。
もう1つ、勉強に関して思うことがあります。
これはあくまでも私のひねくれた考えですが、
知らない人が、搾取されたり消耗していくのがこの世の中のルールなのでは
と感じるようになりました。
そういう意味では勉強はずっとしてた方が良いですし、勉強しない勇気が自分にはないなと感じるところです。
おわりに
書き出して気づきました。
健康/時間/人間関係/勉強
人間にとって大事な要素なのかも!
20代の時から少しずつ、認識が変わっていったように、これからもどんどん変わっていくんだろうと思います!
現に1年前のnoteでさえ、見返すと我ながらちょっとズレてると感じる部分があります。
なのであの時ああ言ってたじゃないか!という意見はできればご遠慮願います。
諸行無常ってやつです。
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