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「やさしさ」をキーワードに仕事したい

「#これからの仕事術」に投稿してみようと思います。

「仕事術」ってことなんで、効率のよいやり方とか、在宅ワークとか、働き方とか…、いろいろ考えてみましたが、他の方と被ってそうな気がしたので、「やさしさ」をキーワードにしてみました。

選んだ理由は、あとで書きます。

 

ってことで、「やさしさ×仕事術」で書き始めていきたいと思います。

 

さて、まずは「やさしさ」ついて考えてみようと思います。
ちゃんと考えると結構難しいですね…。

なので、早速ネットで検索。
goo辞書には、こう書いてました。

・他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。
・性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。

 

うんうん。まぁ、書いてることはよくわかります。

 

自分の言葉に置き換えてみると、
温かい心で接したり、損得考えずにその人の身になって考えたりと、「気遣い」や「思いやり」の気持ちがやさしさにつながるように思います。

 

仕事って、自分なりに一生懸命働いているわけだし、給料もらうために働いている分、他の人の働きぶりが気になったりすることもあるわけで、自分に対する見返りって求めてしまうものです。

やさしさだけでは仕事はできないし、業界によっては競争社会の真っ只中ってことだってあるでしょうし、結果が必要なことだってあります。

 

でも、それだけが「働く」ってことの全ての意味でもないような気がしています。

 

ぼくは、障害のある人と接する仕事をしています。
会社で働きたいと願う障害のある人の職業訓練と就職活動をサポートするのが主な仕事。
個人的には、今の仕事がとても好きです。

 

普段は、発達障害や知的障害のある人と接することが多く、一人ひとりが十人十色だなぁって思います。
皆さんとても面白い人ばかりですし、素直で、真面目で、努力家で、一緒の時間を過ごす中でたくさんの刺激をもらっています。

(一番の刺激はご一緒することで「やさしくなれること」で、これが一番の魅力なんだと思います。)

 

発達障害や知的障害って、先天的な(生まれ持った)場合がほとんどで、親の育て方や本人の努力不足が原因ではないと言われています。
でも、障害ゆえにできないことがいくつかあって、仕事を覚えるのに時間がかかったり、忘れ物が多いとか、段取りよく仕事ができないとか、コミュニケーションが苦手だったりすることがあります。

なので、ぼくらは障害ゆえにできないことをサポートしたり、理解ある会社を探したり、障害のある人と社会(会社)の橋渡しを主な仕事として日々頑張っています。

 

そんなこんなで、毎日仕事をしている中でいつも思うことがあって、それは、障害を「個人のせい」にする人が多いってこと。

 

変なことを言いますが、障害のある人は「障害」があります。
障害は、簡単に言うとさっき書いたような「苦手なこと」です。

でも、苦手なことって、周りの「理解」と「工夫」で障害が「有から無に」変化することがあって、例えば、仕事が遅いなら「ゆっくり」仕事を進めてもらえばいいし、忘れ物が多いなら「大きいリュック」にいつも入れておくのがいいかとか、職場や学校に置いておけばそもそも忘れ物にならないし、電話が苦手なら「チャットやメール」に変えればよくって、「障害」って個人の問題ではなく「社会の認識」で変わることが多いように思います。

 

世間では、「ダイバーシティ」とか、「SDGs」とかってよく言います。
誰一人取り残さず、マイノリティの人を大切にして多様性を重んじるとかって、よく新聞やニュースで見かける内容です。

ぼくも、大切なキーワードだと思います。
多様な社会が一人ひとりを自分らしく生きやすくするでしょうし、全世界で取り組む共通言語は必要なんだと思います。

 

でも、ぼくは、もっとシンプルに大切にしたいことがあります。
それは、「やさしさ」です。


話が変わりますが、少し前から「キングコング西野亮廣さんのオンラインサロン」に入会しました。
毎日投稿されるブログが単純に面白くて、月1,000円以上の価値があるのでとても気に入っています。
(なんか、宣伝みたいですみません…。)

西野さんの投稿や動画などを見ていると、いつも共通したメッセージがあって、それは「やさしさ」です。
サロンメンバーさんを大切にしているし、相方のカジサックを大切にしているし、昔西野さんをバッシングしまくっていたお笑い芸人をなぜか大切にしているし…。

 

ブログでは「もっとやさしく」って言葉が度々登場しています。

サロン内では、人の悪口を言ったり、誰かを傷つけるようなことはNGで、相手を思いやったり、気遣ったり、応援したりと、やさしさが広がっています。

西野さんがやさしいから周りの人もやさしくなれるというか、やさしさって「拡散」することに意味があるんだなって思います。

 

障害のある人の話に戻すと、周囲の無理解では生きづらくても、理解ある場所でやさしさ溢れる環境なら障害は「有から無へ」変化していって、生活がしやすくなって人生が豊かになるように思います。

「やさしさのある社会」は、タイバーシティやSDGsといった共通言語も必要ないでしょうし。

 

今回、#これからの仕事術 に投稿してみたくて、まとまりないけど書いてみました。
ぼくのこれからの仕事術は「やさしさ」です。

 

仕事仲間とはやさしく接することを心がけ、気遣いや思いやりの精神でやさしく接する。
ついつい自分のプライドや価値観を優先してしまいがちですが、相手の立場に立って考え、やさしさで解決を目指す。

それに、やさしさのある社会の実現が障害のある人の人生を豊かにするって勝手に思い込み、地域や社会がどうやったらやさしくなるかを考える。

そんな仕事をしていきたい!って思っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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