個人情報の取り扱い
このブログは、日々書いている職場内(就労移行・自立訓練の事業所2箇所)ブログの中からnoteで公開できるもののみ、シェアさせていただきます。noteの皆さまにとって少しでもご参考になれば嬉しいです。
(3/9職場内ブログ)
おはようございます。
桜の開花も近くなり、今週はずっと暖かいみたいですね。
嬉しいです!
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▼関係機関との連携について
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さて、昨日のTB内部ミーティングで関係機関との連携について話題になりました。
「個人情報の取り扱い」について書いておきたいと思います。
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▼電話は要注意
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以前のJJ全体連絡でも書きました。
デリケートな個人情報は、丁寧に、慎重に、取り扱う必要があると思います。
ケース担当の方は、相談支援やクリニック、企業などと利用者の方の様子を共有する際、「どれくらい情報を開示するか」は、よくよく考えた上で情報を提供した方がいいかと思います。
特に、こちらでも何度もお伝えしてますが、「電話」 で個人情報を提供するのはリスクがあります。
言葉は、文字とは違って情報が消えるため、何をどれくらい情報提供したかがわからなくなってしまいます。
電話での話は、記録ではなく、「記憶」に頼るしかありません。
その分、電話でベラベラと長電話して情報提供してしまうと、何を話したかも覚えていないことも出てきてしまいます。
また、こちらが言ってないつもりでも、相手は間違った捉え方をしていて、それがまわり回ってご本人にズレた解釈で情報伝達されると、利用者の方とJJとの信頼関係も崩れてしまいます。
「電話は要注意」と覚えていただければと思います。
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▼原則は「本人抜きに本人の話をしないこと」
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いつも書いてますが、JJとしてのスタンスはこれでいきたいと思っています。
最近は、個人情報の取り扱いに敏感な世の中でもありますし、気にする利用者の方も増えました。
ご本人は、僕らを信頼して自己開示してくれてるわけですから、それを安易に外へ出す(情報提供する)ことはよくよく考えてから行いたいものです。
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▼情報提供のポイント(3つ)
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最後に、ポイントを3つ書いておきたいと思います。
1つは、本人に事前確認して、相談支援やクリニックの人と情報交換・連携していいかを「事前に許可を取っておくこと」です。
本人や家族が「連絡取り合ってもらって大丈夫です!」と言っておられたら、電話やメールで連携することは大丈夫だと思います。
でも、「ある程度の情報を共有する」ことを忘れずに、「話しすぎない」「最小限の情報提供に努める」など、余計なことを言わないように簡潔な情報提供が望ましいかと思います。
また、2つ目としては、「本人を交えた場面(三者面談や通院同行など)で本人のことを話す」のが良いかと思います。
本人を抜きにして情報交換をしていると、本人から「どうして僕のいないとことで話してるんですか?」と聞かれた時に支援者として理由を答えにくいと思いますし、理由が答えられないなら信頼関係も成り立たなくなります。
隠し事はやらないほうがいいですし、本人に伝えにくいことがあったとしても、本人と一緒に共同作業する中で解決策を考えていくことが本来的であると思います。
最後に3つ目として、「どうしても本人抜きで話したい場合」についてです。
このような時は、基本的に、滅多に無いことだと思います。
でも、たまにはこういう時もあると思いますし、事前に関係者と情報共有しておくことで当日の三者面談がスムーズに進むことはあると思います。
このような時は、必ず、「本人が知ってる情報」「本人が知らない情報」を明確に分けて、関係者ときちんと共有してすることが大事です。
「この話は本人にはまだ話していません」「JJから話すまでは黙っててほしい」など、ストレートに伝えないとJJのリスクが高まります。
危険を冒してまで情報提供する理由はないですので、気をつけてもらえたらと思います。
ざっくり書きましたが、以上となります。
「個人情報の取り扱い」はとても難しいですね。
でも、安易に考えないことでうまくいくことは増えると思います。
迷ったら、行動する前に相談してくださいね。
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それでは、本日もよろしくお願いいたします。
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