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無意識の偏見について

このブログは、日々書いている職場内(就労移行・自立訓練の事業所2箇所)ブログの中からnoteで公開できるもののみ、シェアさせていただきます。noteの皆さまにとって少しでもご参考になれば嬉しいです。
(5/20職場内ブログ)

おはようございます。
昨日のビッグニュースは星野源と新垣結衣の結婚でしょうか。
ガッキーロスの経済損失が個人的には気になるところです。
あっ、あと、○○さんにもコメント聞いてみたいですねー。

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▼無意識の偏見
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さて、昨日の職員会議では、利用者の方からのご意見について、みんなで話し合う時間にさせてもらいました。
皆さんからそれぞれの思いを聞かせていただき、ありがとうございました。

昨日も少しだけ話題にしました「無意識の偏見」について、書いておこうと思います。

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▼無意識の偏見とは
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このJJ全体連絡では、時々出しているキーワードです。
まぁ、簡単に言うと、僕ら一人ひとりが持ってる価値観を無意識に押し付けてしまうということ。

「こうあるべき」といった思考が無意識を生み出すことが多いように思います。

皆さんは、日々の支援の中で「無意識の偏見」を意識してますか??

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▼「無意識」なとこが厄介なんです
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無意識の偏見は、「無意識」がとっても重要です。
自分なりに大事にしたい価値観は大事にすべきことですが、一方で、大事にしたい想いが強くなりすぎると、無意識のうちに他人に押し付けてしまうことがあります。

●社会人とはこうあるべき
●就職するまでに〜〜ができていないといけない
●業務スキルは〜〜ぐらい身につけないと働けない

とある就労移行支援の事業所では、「週5日休まず通所すること」を利用者に約束させているところもあります。つまり、週5日来れないと利用対象にならないってことなようです。

何が言いたいかと言うと、「週5日休まず通所すること」は全員に強制することではなく、「〜〜すべき」といった「べき思考」や「無意識の偏見」は、相手によって柔軟に伝え、一人ひとりに合わせて伝えた方がよくって、押し付けるものではないように思います。

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▼日々の言動と習慣が要注意
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支援者として「無意識の偏見」に向き合い、自己研鑽するための方法としては、日々の「言動」と「習慣」が大切です。

例えば、ケース会議やスタッフルームでの雑談、朝礼や終礼などで利用者の方の話をする際、「えらそうな言い方をしていないか」とか、「上から目線で話していないか」とか、「悪口や馬鹿にしたような言い方をしていないか」とかを、自分なりに客観視してセルフチェックする必要があります。

皆さんは、自分なりに振り返ってみて、いかがですか??

例えばですが、僕個人的に気になる言葉遣いのひとつとしては「彼」という言葉の使い方が気になっています。
スタッフの皆さんが利用者の方のことを「〜〜さん」と言わずに「彼」というセリフのことです。

「彼」は、自分と対等な人、もしくは目下の人に使うことが一般的と言われています。
例えばですが、皆さんは僕に対して「彼」とは言わないですもんね?

さすがに僕も、理事長や上司を「彼」とは言いません。
後輩や部下に対して「彼」「彼女」と表現することはありますが、お客様である利用者の方のことを「彼」というのは少し違うかなぁって思ったりしています。

例えが分かりにくかったかもですが、「無意識の偏見」とは自分は無意識のうちに使っている言葉遣いや言動などを含むことであって、「第三者から見られたらどう思われるか?」は無意識の偏見をトレーニングする上ではとても大切な視点です。

支援スキルを磨き続けるためにも、自分の言動や習慣を「客観視するチカラ」も自己研鑽してもらえたらと思っています。

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長くなりましたが、今日はここまでとさせてもらいます。
「無意識の偏見」は僕自身にとっても課題となるテーマでもあるので、自分のアウトプットのために書かせてもらいました。

皆さんに分かりやすく伝えられるよう、「無意識の偏見」について引き続き勉強しておきます。

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

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