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感動と夢を与える久遠チョコレート

カンブリア宮殿を観ました。1月11日放送分は久遠チョコレートを紹介するもので、夏目さんに密着した映像は多くの人を感動させたようです。
知り合いのご家族からも「めっちゃ感動した!」とメールをもらい、それにつられて放送後のTVerで僕も観させてもらいました。たしかに、とてもいい内容です!

去年、映画になった久遠チョコレートも観に行きました。「久遠で働く障害のある人」が色んな場面で登場し、3年ほど前に立ち上げされた「パウダーラボ」もカンブリア宮殿と同じく紹介されていました。
重度の障害のある人が働ける場所をパウダーラボという形で実現され、「働くことでのご本人の自己実現」、「本人の成長を見ることでのご家族の安心や喜び」は、久遠チョコレートの実践が大きく貢献していると映画からもたくさん感じることができました。

個人的な意見が多めですが、どうしても、福祉の仕事は「大変そう」「しんどそう」と世間から思われることは多い気がして、「感動」や「夢」を与えるとは言いにくい現状があるような気がしてます(実際は、とてもやりがいある仕事です!)。

今回、カンブリア宮殿を観て、去年の映画で感じた「感動」や「夢」を与えることの大切さを改めて思い出しました。
正直言って、他の福祉施設や福祉法人とは違う新しさを感じましたし、夏目さんが久遠にかける熱い想いに共感したのも事実です。

なんでしょう。
こうやってリアルな映像を観ることで、障害のある子どもを持つご家族は、「明るい未来」をイメージしやすかったのではないでしょうか。それが、「感動」や「夢」という言葉でも表現できる気がします。

ご家族のために働いているわけではないですが、子どもの未来を描きやすいことが家族の安心にもつながるわけで、特に「働く」は、障害のある大人の人にとって大事な言葉でもあります。
「働くことで社会と繋がること」、「その先にご本人の自己実現があること」がQOLにとっても良い影響を与えることは間違いないと思います。

「今をより良くすること」
「未来を明るくすること」

福祉施設や福祉法人だけではやりきれないこともたくさんあるわけで、久遠チョコレートから学ぶことはたくさんあります。
同業者でもありますが、個人としては今後の発展を応援したし、目標とされる名古屋タカシマヤ「アムールデュショコラ」でのNo.1も応援したいです。

それに、僕ら社会福祉法人としてできることは何か?についても、ちゃんと考えて実行していきたいです。

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