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いつも通りを疑え

ボクらリラクゼーションサロンセラピストや指圧師といった職業であると、お客さんや患者さんに今の状態を伺うと決まって返ってくる言葉はがあります。

それは…

「いつも通りで」

まるで
常連の飲食店で「大将!いつもので」
いきつけの喫茶店で「マスターいつもの」
また馴染みのバーで「いつものちょうだい」
と言うような感じで注文するよな雰囲気です。

これに対して本当に全くいつもと同じようにやっていいものでしょうか??

ボクはそうは思わない。
お客さんは「いつも通りで」と口で言っていても、このいつも通りというのはいつもと同じやり方でやってねという意味ではなく。いつも通り帰る時にはスッキリしていていつもよりか楽になっていたら尚いい。やり方は任せるからさ。という意味だと思うのだ。

飲食店のメニューや
喫茶店のコーヒーや
バーのお酒でもそうじゃないかな?

その時の気温や季節、お客さんの体調をみながら適度に流行りを取り入れ提供されるもんじゃないかな?

それと同じようにセラピストも、機械的にマニュアル的に同じことを繰り返すのではなくお客さんの身体や心と会話しながら施術をちょっとづつ変えていくと更なる感動を与える事が出来る。

その時

「今日は〇〇さん、疲れがひどそうだったのでいつもより刺激弱めにしました。」

とか

「いつもの肩もそうですが、足のむくみが気になりましたのでこんな施術を組み合わせましたがいかがでしたか?足少しスッキリしましたね」

とか言えたらお客さんの気付きにもなります。

いつも通りを疑うっていうのは可能性が広がりますね。

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