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シスターフッドって良き

「シスターフッド」、岩波女性学事典では「女性同士の連帯・親密な結びつきを示す概念」(※1)とされている。

もともとは1960年代〜1980年代のウーマンリブの時代に誕生した言葉である。ウーマンリブとは、アメリカから始まった女性解放運動で、ウィメンズ・リベレーションの略だ。フェミニズムの第2波とも呼ばれ、性別で決められた役割からの脱却や、女性の自己実現などが叫ばれた。アメリカ以外にもこの運動は広がり、日本では1970年に初めて街頭デモが行われた。

あしたメディア

ミソジニー、家父長制、ホモソーシャル⋯

私は今の日本社会は「ミソジニー」が蔓延り、
「ホモソーシャル」が牛耳り、
「家父長制」が続いてると思ってます。
そんなことを書くと、言うと、
私を「セクシスト」だと言う人もいる。
でも、やっぱり根強く残っていると感じることが多い。

消えない過去

私にとっては「性暴力加害者」がテレビに出てた。
名前は出た。
顔は一瞬だった。
それだけで私は久しぶりにフリーズした。
あとから思う。
「私の過去は消えないんだな」と。
加害者は男性。
私はすべての男性が悪いのではなく、
「加害性の男性性」が問題だと思っている。
それでも、加害者や加害者関係者のことは
私は今でも今のことを信じられない。
ぐちゃぐちゃな思いのまま。
会いたかった人とご飯を食べた。
仲間と話した。
あと、久しぶりに夜中に唐揚げを食べた。

ごはん

「私は独りではない」と思えた。
性暴力被害のときは「独り」だった。
「言葉」を持っていなかった。
今の私は再解釈をして、生きている。
性を売らざる得ない女性たちを「立ちんぼ」という加害性の男性性に怒りを感じながら。

根本的な問題には目を向けず、「わかりやすい」ことをあたかも「大きな問題」だという加害性の男性性に怒りを感じながら。

私はこれからも「女性たちが安心安全に生きられる社会になってほしい」と想いながら。
「性的搾取」「性搾取」に反対の立場で活動を続けたい。

いつか、日本でも。
女性ではなく、「性を買う側のみに処罰」
ノルディックモデルの実現を夢見ながら。

女性運動団体は性売買自体を禁止して関与者をすべて処罰するのではなく、買春者側だけを処罰して需要を遮断する立法態度をこのように呼ぶ。スウェーデンが1999年に初めて買春者の処罰に集中する性購買行為法(Sex purchase act)を制定

ハンギョレ新聞

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