そのコンプレックスが成長の鍵

人は誰しも1つはコンプレックスを持ってるのではないかと思います。 
例えば、身長が小さいというコンプレックスを持っている人は多いのではないでしょうか。
今回はそんな「コンプレックス」について書いていきます。

コンプレックスへのアプローチ

みなさんは自分のコンプレックスを通してなにか行動を起こしたことはありますか?
自分は今年になっていくつか行動を起こしてみました。そのキッカケになったのがこの言葉

欠点や弱点も裏を返せば武器にできる

自分が観てたアニメのワンシーンの言葉です。
自分はその時期、怪我で部活を長期離脱していて高校に入ってから3度目の大きな怪我だったこともあり、怪我の多さに対してコンプレックスを抱いていました。
怪我をすると周りにどんどん置いてかれるし
チームのサポート、練習試合の副審、雑用など
自分にとってマイナスなことしかないなと考えていました。
しかしその状況からポジティブに変換させてみると面白いことを発見しました。
それは「副審」です。ここから答えを導きました。

当時の自分、怪我の前の自分はサッカーのビルドアップというゴールキックから正確に前に進ませるという行為がとても苦手でした。
サイドバックではこのビルドアップができないとかなり致命的です。 僕はそのできない状態で怪我期間に入りました。
ビルドアップの動画、たくさんの情報をもらったもののあまり解決策が見つからずにいたのですがそこでキーになったのがこの副審でした。
副審はサイドライン、ボール、ディフェンスラインなど「見る」ところがたくさんあります。
この多数の見るという行為、なにかに応用できませんか?
そうです。ビルドアップです。
そしてもっと詳しくするとサイドバックはこの見るという行為、特に重要ではないでしょうか。なぜサイドバックは重要なのか。
これについては次の投稿で説明したいと思います。
この副審特有のたくさんの「見る」という行為はサッカーに生かせるなと考えました。
そして自分が意識したのは関節視野。
ディフェンスラインを見ながらサイドラインを割ってないかを見る。そして首を振ってたくさんの情報を入れる。
これをずっと続けて1週間が経つ頃に変化が産まれました。ミスジャッジが減ったことです。
さらに試合している選手に「こういう動きをすればもっと簡単に相手を剥せるよな。」など
を考えることが出来てきました。
そして復帰後すぐにTRMを組ませてもらい
出場しました。そしてあるワンプレーでこの副審の成果を出すことに成功しました。
それは右サイドで自分がボールを持った時、逆サイドの裏に意識することなく正確にボールが蹴れて、それが得点に繋がったことです。
自分でもなにが起きたかわからないくらい驚いたプレーでした。しかしあの時を振り返ると
確かにルックアップしていて逆サイドの裏に走り込んでる選手まで冷静に見ることが出来ていました。この怪我での離脱期間のうちの最後の3週間にこのようにコンプレックスへのアプローチを図った結果、このように結果としてむずびつきました。

そのコンプレックスはあなただけの物

コンプレックスというのは唯一無二なんです。
その貴重なコンプレックスをマイナスに捉えて
チャンスを無駄にするのは本当に勿体ない。
なにかを武器にしたいと思うならまず欠点から見つめ直すことでいままででは出会えなかった武器と出会えるかもしれませんね。

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