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政治についてまじめに考えてみた⓪ この連載記事を執筆しようと思ったわけ

伊坂幸太郎さんの小説に『ゴールデンスランバー』というものがあります。
堺雅人さんが主人公となって映画化されたので、ご存知の方も多いと思います。
あまり書くとネタバレになるので控えますが、主人公はとあることでちょっとしたヒーローになりますが、
「世間はそのちょっとしたヒーローが実は悪人だったというエピソードに惹かれる」
という理由でとんでもない事件に巻き込まれる、というストーリーです。

今回、この記事を執筆しようと思ったのは、東京都知事選挙の結果を受けてのことです。
私は個人的に石丸伸二さんを推していました。
もちろん安芸高田市のYouTubeを見たことがきっかけですが、最初は興味本位だったのです。何か面白い市長がいるらしい、という程度の。
ところが動画を見ているうちに引き込まれました。何というかそのロジカルなところ、ダメなものはダメ、とはっきり言えるところ。
町内会の寄り合い(と言っては町内会の寄り合いに出ている方に怒られますが)かのような議員の発言をばっさばっさと切っていく姿に、
「これはすごい若者(と言っても同世代ですが…)が出てきた」
と心を躍らせ、翌日仕事があるにも関わらず、YouTubeで動画を漁り見ていたことを今でもよく覚えています。
今回、その石丸伸二氏が都知事選に出て、事前の予想を覆して165万票(でしたっけ?)という支持を集めました。

完全に余談ですが、私は都知事選の公示日前後で
「勝つのは小池さん、2番は石丸さん、蓮舫さんは小池さんにダブルスコアで負ける」
と予想をしました。
ヤフコメに書いてみたところ、青ポチがいっぱい付きまして、ちょっと凹んだりもしましたが、心の中でちょっとだけドヤッています。ヤフコメのスクショを取っておかなかったことだけが悔やまれます。

それはさておき、ここで冒頭の『ゴールデンスランバー』の話に戻るわけですが、どうも優勢らしいという情報が流れ始めた選挙の後半戦辺りネットで怪情報が流れ始め、どうも2位らしいということが確定し始めるとマスコミ対応が悪いとマスコミとネットから袋叩きに遭う始末。

いやいや、それはちょっと早計でないか?、ということと、石丸氏の隠れたメッセージである(と私が勝手に思っている)「日本をもっとよくするために、国民の皆さんはもっと政治に興味を持ちましょう」というものに感化を受けて(影響受けやすいな、というご批判は甘受します)、私になりにできることをしてみようと思った次第です。

とりあえず石丸伸二さんについて私が日ごろ思っていること、考えていることなどを序章に、日本の政治について色々と掘り下げる連載をしていくつもりでおります。

補足ですが、私は現在のところ、特段の支持政党を持たない一般人です。思想の傾向は保守的で世間的に言えばやや右寄りな思想を持っているという自覚があります。
ただ、根底には石丸氏と同じく(同じというと語弊があるかもしれませんが)「今のままの日本ではいずれ沈没する。次世代に安心して渡せる日本を作っていきたい」という思いを抱いております。
その思いがかなえられるのであれば、自分の政治信条などは些末な問題だと考えております。
そういう前提でお読みいただければ幸いです。

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