大好きな蕎麦を差し置いて、野菜天でこんなに感動したのは初めて
皆さんは外食する際、いつも決まった安定の味を求めますか?それとも、さらなる美味しさを求めて開拓しますか?
筆者は断然、開拓派です!
今回は、大好きな蕎麦を開拓している中で見つけた、天ぷらが美味しすぎた蕎麦屋についてご紹介します。
今回紹介するのはこちら。
静岡県焼津市に店を構える『蕎麦 一玄』です。
おすすめポイントは下記の通りです。
雰囲気の良い店内
様々なシチュエーションに合う店内は、お店選びの際、重要なポイントですよね?
こちらでは、カウンター、机、座敷とご用意がありますので、1人でも複数でも、グループでも、どんなシーンにも合います。
また、床や椅子、テーブル等、店内は全て木材を使用しており、自然の息吹を感じつつ自宅のようにゆったり寛げます。
絶品の蕎麦と天ぷらの秘密
「挽きたて」のそば粉で「打ちたて」「ゆでたて」の「3たて」にこだわった蕎麦は、喉越しがよく、あっという間に食べ終わってしまいます。
また、さすがはマグロの水揚げ量日本一の焼津市といったところでしょうか。
おつゆは削り方にもこだわったかつお節を、ふんだんに使い用意されています。
美味しい天ぷらは、もともと地元の魚屋さんで魚の目利きをされていた息子さんが仕入れてきた、少し変わった季節にあった天ぷらが並んでいます。
5月現在は、『カツオのはらも』の天ぷらがありました。
「はらも」とは、カツオの腹の部分のことで、1匹から1枚しか取れない希少な部位であり、3キロのカツオからたったの40グラムしかしか取れません。
そして、ここの名物と言ってもいいほどの人気を誇るのがこちら。
サツマイモとカボチャの天ぷらです!
5月時点では、トウモロコシ、ナス、カボチャ、サツマイモの天ぷらでした!
サクサクの衣はもちろん、素材の味が美味しすぎる天ぷらは、「こんな天ぷら出会ったことがない!」と、目が丸くなるほどの美味しさ。
産地が記されたボードをマジマジと見つめてしまいました(笑)。
美味しすぎたので店主に話しかけると、耳寄りな情報が。
同じような感想を持つお客さんが多いようで、季節の天ぷらにはほとんどこの2種を入れているんだとか。
天ぷら目当てにまた来ようと思ったのは、筆者だけではなかったわけですね〜。
季節によって変わるメニューは、天ぷらだけでなく蕎麦も同様。
5月は、檸檬を練り込んだ「檸檬蕎麦」の提供が。
春は「桜蕎麦」に「茶蕎麦」と、季節ごと楽しみが盛りだくさんです。
味も良いが、「人」が良い
閉店近くに訪れ、お客さんが少なかったからか、たくさんの話をしてくれました。
店内には地元の小学生が、蕎麦打ち体験をされた際のお礼のメッセージが飾られていました。
地元の人に愛される、お客さんとの会話を楽しむ、仕事に誇りを持っている姿がとてもかっこよく、「人が良かったからまた来よう」と思えたお店でした。
そんな素敵な店主が心を込めて蕎麦を打つ姿は、開店前にお店入り口横にある大きな窓から見学することができます。
蕎麦作りをじっくり見学できるなんて、まるで社会科見学ですよね。
味わうだけでなく、見て学ぶ楽しさがあるところも魅力です。
美味しい料理だけでなく、温かなお店の温もりや人に癒されに、是非足を運んでみてはいかがですか?
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