2021年2月の記事一覧
深海の街 / 松任谷由実
長くキャリアを積んで第一線を走り続けているように見える人でも、そのキャリアを細かく見れば浮き沈みはある。それは誰でも同じこと。今回のユーミンもそれは当てはまる。
ユーミンのピークとして、セールス的にはThe Dancing Sunが最高だけど、あれはタイアップだらけの作品だから…。作品としてのピークは私見では2回。14番目の月、そして、天国のドアかな、と思う。昨晩お会いしましょう から教祖的な
Love Goes / Sam Smith
まず、このアルバムを聴いた時に思ったこととしては、この人、メンヘラが進行してないか?と言うこと…
歌は素晴らしい。だが、1stから今回の3枚目に至るまで、どんどんトーンが暗くなっておる。前作よりもいくつかテンポのある曲も入れてバランスを取ろうとしてるけど、やれ失恋しただの、あなたのためには命も差し出すなど、なんか自分を追い詰める内容の歌が後半にかけてどんどん続いていて、聴いてて不安になるぞ…。
Christian Sands
2017年リーダー作 Reach
2018年リーダー作 Facing Dragon
2020年最新作 Be Water
私はジャズが好きだ。
その魅力は美しいテーマとソリストの個性光るアドリブ、ストレートに聞かせないコード進行。これには麻薬の中毒性がある。
だけど、好きなのはモードジャズまで。
フュージョンが台頭してくると、だんだんそれまであった形が大きく崩れて、テーマもアドリブもへった