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恋愛を忘れてしまった25歳(♀)の話 #03

みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます!

前回の記事にスキを押してくださった方!ありがとうございました!

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さて、今回は前回記事に書きましたお相手との最終章です。


『告白』

雨が止まない街をただひたすら歩く相手と私。ある駅に着いた時、少し話そうかということになったので、ベンチのあるところまで歩く。座ってからどんな話したのはよく覚えていないが、家族のことだったと思う。色々話してからそろそろ晩御飯をどうしようかという話になったが、雨は激しくなるばかりだし正直早く帰りたいと思ってしまったので、お腹が空いていないということにして帰ることにした。

帰る直前、「ちょっと待って」っと言われたので相手の方を向く。真剣な顔で「今日は楽しかった?」っと聞くので楽しかったよっと答える。そして彼から「付き合ってくれませんか?」っと言われる。

私は今まで告白されたことが1度ぐらいしかなかったのでとても嬉しかった。ただ、このまま中途半端な気持ちで付き合うのは失礼だという理由でお断りをしてしまった。実際のところは頭の中で色々なことを考えていた。

「少し嫌なところがあってもこれから良いところも見つけられるのでは?」「そんな我儘に理想を持っていたらいつまでたっても恋愛なんてできないのでは?」「そもそも恋愛ってなんだったっけ…」

相手と別れた後も、暫くは後悔に似た感情がぐるぐるとしていた。なぜ今、その時のことを書いているのかといえば、多分あの時の判断が正解だったのかわからないでいるからだと思う。

『振り返ってみてわかったこと』

そもそもこの年になると、やはり多数の人が結婚に関して不安になったり慎重になるのがわかる気がした。それは、相手と気が合うだけではどうにもできないことが見えてくるからだ。

お金のこと、容姿のこと、相手の家族のこと。

正直私は、お金もなければ容姿もそれほど良くない。家族も仲がいいとはお世辞にも言えない。

自分の周りに集まる人たちは、自分の鏡だとよく言うけれど、今回の相手はまさにそうだった。自分を磨くしかないのだ。きっと。

これからどんな出会いがあるかわからないが、また何か進展があったら書きたいと思う。今年も半分以上終わってしまったけれど、まずは好きな人を作るところから始めようと思う。

私は、恋愛というものを思い出すことができるのか…

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ここまで読んでくださった方!ありがとうございました!


S.


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