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恋愛を忘れてしまった25歳(♀)の話 #02

前回の記事を読んでいただき、「スキ」を押してくださった方!本当にありがとうございます!初めて書くのでまさか押していただけるとは思わず…!とても嬉しかったです。

前回の記事をまだ読んでいない方はこちらから読んでいただければと思います!


さて、今回は前回の続きを書いていく。


『彼は引っ張りたいタイプ?』

会おうとなればまず出てくるのが、どこに行こうか?という話。

あまり遠くなく、また新宿や渋谷とは違う場所がいいね。

っということになった。場所は伏せるのだが甘いものが食べたいねという話になったので、お互いに探して、そこから決めようかっという事になった。

次の日、彼がある老舗の甘味処を候補にあげてくれた。私も、「そこいいね!」っと言いながら一応自分が探したところもあげてみる。夏らしいことがしたいねと話していたのでかき氷を提案したのだが、却下され彼はもしかしたら引っ張りたいタイプなのかな?っと思ったので、彼が選んだお店へ行くことになった。その時にきたLINEが

「頑張って選んだから、気に入ってくれてよかった!」

皆さん、この言葉を覚えておいてほしい…


『まさか…!まさかの…!』

会う日当日。その日は雨だった。土砂降りとまではいかないが、降ったり降らなかったりの少し鬱気味な天気。

私は気合を入れるためにお気に入りの、白いシャツのワンピースを着て行くことにした。雨で汚れるかもしれないと思ったが、そこまで泥々になるところに行くわけでもない。そう思いながら初めて会える嬉しさに胸を躍らせながら、待ち合わせ場所へ向かう。

少し別の場所でお茶をした後、彼が頑張って探してくれた甘味処へと向かう。近くの駅に着いた頃には土砂降りの雨が降っていた。

自分の傘は持っていたのだが、傘をさして並んで歩くのも通行の邪魔になるかなと感じたし、話すなら近い方がいいと思ったので、彼の傘に入れてもらうことに。そして、よし行こうか!となった時、彼が一言

「こっちであってるよね?」

や、え?ええええええええええ!!!

頑張って探してくれたんだよね!?スマホ持ってるよね!?一旦ナビ起動してから行こうって今から言うんだよね????

っと心の中で激しいツッコミを入れながら、とりあえず彼が歩く方向に進むことに。その間ナビを起動することはなく、ただぶらぶらと歩く彼についていく。

まぁ、これだけで彼という人を決めつけてしまうのはよくないよね…っと思いながら歩いていると、「とりあえず某タワーに行こうか」っという彼の提案。あの周辺なら食べるところもありそうだし、楽しめそうだと思ったのでその場所に行くことになった。

『なんだか様子が可笑しい…』

東京というのは本当に便利で、歩けば必ずカフェがあるのでは?っというレベルでカフェがある気がする。(気のせいだったらゴメンなさい)    おしゃれな雰囲気のカフェに入り、寒かったこともあり2人でスープを注文。他愛ない話をしてカフェを後にした後、某タワーに向かいひたすら歩く。

某タワーについてから、フリースペースのようなところでまた話し始める。仕事のことや自分が育った環境のこと、好きな漫画やアニメの話などを主に話したと思う。

だいたい話をして感じたのは、

私は聞く方が得意と伝えたけど、彼があまりにも話している…!

っということ。

人と会話をするときに必要なのは、距離感とテンポだと思う。話題を出してくれるのは嬉しいし、初めて会った2人がだんまりというのも気まずさが出てしまうのでそこを考えてくれてるのがとてもいいなぁっと思っていた。だが、やっぱり休憩は欲しい。黙ってる時間が欲しい。

そんな時彼がポツリと言った

「君とはフィーリングが合う気がする」

私はこの一言で、所々で感じていた違和感が1つに集まって爆発したような気分になった。 休憩が欲しいと思った時に相手が喋っている。それが少し苦痛。私がこう感じた時点で彼の感じている「フィーリング」とやらは、なんなのだろう…。

私は、そうかなぁと濁しながら今日の夕飯はどうしようか考えていた。


今回はここまでにしたいと思います!

次回、彼との関係はどうなるのか!


また読んでいただけたら嬉しいです!


S.

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