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「やりたい」こと

 最近、残業が多いからか、業務の幅が広いからか、疲れがたまりやすい。疲れがたまっているからかは分からないけれど、頭が回らないし自分が何を感じていてどうしたいのかが湧いてこない。

 今の私は、いろいろな仕事をさせてもらっているけれど、その中でも私のもともと興味のあった分野にも携われている。多文化共生やダイバーシティに関心のあった私にとって、外国籍社員の受け入れの業務の一端にかかわれているのはとてもありがたいし、学びになるし、貴重な機会だと感じている。

 それでも、自分の中にもやもやがあるのはなぜだろう。むしろ、自分の関心のある領域だからこそ色々気づいてしまうのか。

 外国籍社員の受け入れをはじめとしたダイバーシティの推進は、会社の存続・成長のため。あたり前なことで、納得はいっている。でもきっと、自分がやりたい方向性は、同じダイバーシティでも違う方向なのかもしれない。そう感じ始めた。現実を知るという意味でのフィールドワークと思えば、今までの時間も無駄だったとは思わないけれど。

 とりいそぎ言語化してみると、①外国籍社員の受け入れが「日本社会へなじませること」という方向性に陥る可能性がある点②企業のため・日本社会のためという観点でしか外国籍社員の受け入れが語られず外国籍社員の視点が見えにくくなっている点の2点に違和感を覚えている。

 ただ、上述したことはまだ自分の感覚レベルであり、この視点をどう証明し、どう解決に動けばよいか、どの場所でアクションを起こせるかといった点については答えが見いだせていない。これからはこれらに答えや手がかりを見つけていくために考えていきたい。

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