見出し画像

~Winner Time~ 転職勝ち組の後悔しない有給休暇の過ごし方

こんにちは、るんです。
30代で子3人と妻1人という家族構成で、大手日系所属、副業、株式投資・トレードをやっている者です。

私は地方公立大学→地方IT企業というルートを歩んできた人間ですが、現在は大手日系に転職し、本業+副業・資産運用(トレード含む)で贅沢しなければお金に不安のない生活を送っています。
私のように平均的な能力の人や家族を持っている人は、一点突破より『複数の収益を持つ』ことが最適解だと考えています。

今回は、転職タイミングでの「後悔しない有給休暇の使い方」を紹介します。
退職決定~転職先入社までの有給休暇は、転職活動ならびに退職交渉という試練を乗り越えた勝者のボーナスタイムであり、より勝ち取った感を出すために『Winner Time』と呼ぶことにします。

転職活動をしている人だけでなく、転職活動をしようか迷っている方にとっても転職の魅力が伝わると思いますので見ていただけると嬉しいです。


内定後の有給休暇取得について

転職活動で無事に内定が決まったら入社時期の交渉と退職交渉します。
早速ですが、ここで大事なことを言っておきます。

入社時期は可能な限り後ろにして、現職では有休消化しろ

社員は有給休暇を任意に取得することができます。
有給休暇取得により事業運営に支障が出る場合などはやむを得ず取得日を変更する「時季変更権」はありますが、退職届を提出して承認されている状態では時季変更権を行使できません。
一か月後に退職する人が「残り一か月休みください」と申し出た場合、時季変更をしようとしても退職するために変更先の在籍日がありませんよね。
つまり「有休消化させてください」の一言で権利を行使できます。
詳しくは解説を見てみてください。

法ではそうかもしれないけど、有給取得に抵抗があったり、引継ぎして早く次の会社に行ったほうがいいという考えもありますよね。

例えば・・・

  • 円満退社のため有休を使いたくない

  • 早く仕事を覚えて慣れたい

  • 転職先のほうが給料やボーナス多いから早く入社したい

  • 仕事しなかったらボケる

はい。

全部気にするな
以上。

よく考えてみてください。
よく考えなくてもわかることを言います。

まず、会社員として長く勤める人は、通常数週間~数か月レベルの長期休暇を取ることは簡単ではないでしょう。
転職しない人なら、定年退職するまで長期休暇取れない人もいるはず。

金銭面のメリットなんてほんのささいなこと。
ここで大事な公式を書きますね。

時間>>>>>金

これは言わずもがな絶対原則です。
時間はひたすらに減りますが、お金はいつでも稼げます
時間は最最最優先
前前前世っぽい書き方になりましたが、至って真面目です。

そして仕事は当然新しい職場で学びますし、現職の人に教えてもらったほうが早いので効率的です。
というかほとんどの場合は入社前にやりようがないことも多いはず。
30~40年働くとして、1ヶ月仕事しないからといって問題になりません。
気になるなら仕事としてやるのではなく自己啓発としてやればいいだけ。

転職先に入社時期を伝える例を書いておきますね。

現在のプロジェクトが〇月が終了予定です。
プロジェクトを完遂したいという思いと、私が途中でプロジェクトから抜けることによる影響を無くしたいため、入社時期は〇月とさせていただきたいと考えております。

面接で実際に伝えた言葉

責任感や調整力があるような言い方ができればOKです。
事前にエージェントに根回ししておくのも大事なので伝えておきましょう。
エージェント経由で転職先にも伝えておけば相手も心の準備ができます。
当然、転職先も早く入って欲しいという気持ちがありますが、上記のような言い方ができれば、まず大丈夫です。
くれぐれも「有給休暇を取得したいためです」とか言わないように!

有休消化期間にやること

さて、Winner Timeを得たあなたは自由です。
しかも働かず給料をもらえるという不労所得を得る立場になります。
まず、この圧倒的な優越感に浸ってください。

有給消化期間の基本スタンスは『やりたいと思ったことをする』です。
これが原則ですが「やりたいことが特にないな」と思う方もいるでしょう。
わかります。
ただ、無計画で休みを過ごすとスマホでXとYouTube見まくって試合終了します。
そのような使い方もアリですが、普段なかなかできないこと、かつ、人生レベルで有意義となり得る使い方をいくつかご提案します。
参考になりましたら幸いです。

自分軸の整理→ビジョンボード作成

今回提案する案の中で最優先でやったほうが良いです。
転職活動では自分の強みやキャリアの棚卸しを行った方も多いはず。
その流れでビジョンボード作成します。

ビジョンボードは自分がなりたい姿を写真や文字で掲げたものです。
目的地がないと思考や行動が伴いませんし、転職したことも無意味になってしまうかもしれません。
自分が10年後になりたい状態をイメージ、言語化しておくと良いです。
ノートやマインドマップに書いても数日見ないと忘れてしまうので、ビジョンボードにして掲示しておくことに大きな意味があります

ビジョンボードの作り方に正解はありませんが、画像はいっぱい使っておきましょう。
情報量が多く、ぱっと見てすぐにイメージできます。
例えば 将来田舎で平屋に住みたい人 は、検索で「平屋 モダン」で画像検索すると山ほど出てきますのでピンとくる画像を選びます。
イメージが大事なので具体で定まっていなくても大丈夫です。
違うな、と思ったら後で差し替えればいいんです。

「平屋 モダン」で画像検索した結果

画像を何枚か集めて貼って言葉も添えます。
行動指針や目標を書くのも良いと思います。
「ビジョンボード 作り方」で検索すればサンプルが出てきますので、参考にしてみてください。
ちなみに私はCanvaで作成しましたが、とても作りやすかったです。
作成できたらA4以上のサイズでカラー印刷して、部屋の目につくところに大きく張り出すことをお勧めします。
毎日見ることで人生の目標を意識することができます。
このビジョンボード作成が目標達成に大きな意味を持つと思います。

自然を感じる場所でホカンス

ビジョンボード作成とあわせてやることを提案したいのが『ホカンス』です。
ホカンスとは、ホテルでゆっくりバカンス気分を楽しむ過ごし方のことです。
ホカンスでやることは主にリフレッシュです。
無になって休むことで特に思考の疲れが改善します。
ホカンスのスタンスは(ダジャレっぽいですが真面目です)、ホテルやその付近で過ごすことに注力し、観光は二の次、というかしなくてもいいというものです。
せっかくホテルに長い時間滞在するのでこだわっていきましょう。

  • 宿泊は平日を選ぶ

  • (じゃらんなどで)ハイクラス認定されている

  • 繁華街から離れていて自然が多い

  • 可能ならアーリーチェックインやレイトチェックアウトできる

有給消化であれば人が少ない平日のチャンスがあります。
また、ホカンスでは是非良いホテルを選んでください。
平日の良いホテルにどのような人がいるか観察するのは良い経験です。
平日なら良いホテルも安く泊まれることが多いのでメリットしかないです。
そして、繁華街だと周りに誘惑が多いのと、情報量が多くて無駄な思考が増えるので自然が多いところが良いですね。

ホカンスではリフレッシュの他に、先に挙げているビジョンボードに書きたいことを考える時間に当てるのも良いです。私はそうしました。
家庭を持っていると一人になる時間が少ないですし、自宅でもやることが色々とあるので、ホカンスの環境は思考の整理に適しています。
白紙に、10年後になりたい姿、今年の目標の整理、今思っていることをひたすら書く・・・おすすめです。

食事はホテルか、徒歩圏内で済ませられると良いですね。
これもホテル内の時間を増やすためです。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトも同じ理由で、課金できれば満足度上がると思います。

私が実際に宿泊して良かったホテルの写真を載せておきます。
めちゃくちゃ良すぎて自宅にしたいくらいでした。
しかも平日で安い。
景観の良いところで良いサービスを受けると貴族感を味わえて、視座が高くなる効果もあると思います。

ピノとアルコールの食べ飲み放題って人をダメにする絵

事業をする

転職後は早期に信頼を得るためにも、しばらくは転職先の仕事に注力することが大事です。
だからこそ転職前に個人で仕事する経験はアリだと考えます。
転職する会社が10年後にどうなっているかわかりません。
今は個人で活躍できる時代です。
自分の知見を蓄えるため、身を守るため、稼ぐため・・・。
スモールビジネスをやって個人事業届を出したり、既に副業をやっている人は今後の手を考えたりする期間にあてるのはいかがでしょうか。

「スモールビジネスって何やればいいの?」の回答は、自分にあっているか になるのですが、やはりストック型を目指していく必要があると思います。
自分がプレイヤーとして動き続けるのは限界があるので、他力やサービスを活用して自分が動かなくても稼げるようになりたいですね。
ここは私も課題としているところなので、Winner Timeでは取り組んでいる副業をしつつ、別の事業案を考える期間にしました。

家族に貢献する

転職できる人は、間違いなく仕事を頑張ってきて社会に貢献してきた人です。
素晴らしい。
その一方で、家族との関わり方はどうだったでしょうか。
私は正直なところ、稼ぐことに注力していたためそれを理由に家庭のことがいい加減になっていました。
「家族のために稼ぐ!」と思っていましたが、家族に負担をかけていると感じたことがしばしば。
特に子育てについては反省すべき点がたくさんありました。
子どもの学校や園のことは妻にお願いしていたのですが、子育てというのはブラック職業なので一人では心身ともに過酷すぎます。
子どもは成長が早いので日々状況が変わります。
怪我した、新しいことを学んだ、悩みができた・・・。
そういった状況をウォッチして自分事として関わっているでしょうか。

できていないなと思う方はWinner Timeを使って、家族へいつもより大きな感謝とその気持ちを表すちょっとした行動ができれば良いですね。
子どもと一緒に遊ぶだけでも家族がハッピーになると思います。
あなたが転職できたのも、頑張れるのも、家族の支援や存在があったからだと思います。
子どもが小さいうちは今のうちですし、私たち大人もいつまで健康でいられるかわかりませんからね。

転職前の職場の人と関係を継続する

人生を有意義なものにするためには、尊敬する人や好きな人と関わることだと思います。

私の場合だと退職することになったとき、複数の飲み会を開いてもらったり、連絡先交換しようと言われてめちゃくちゃ嬉しかったんですね。
「辞めるやつとは付き合う意味がない」と考える人が多いのではないかと思っていましたが、そうではなかった。
退職して会社から離れれても、好きな人とは繋がり続けていいのかと嬉しい気持ちになりました。
人生の幸福度を高めるのは、複数のコミュニティを持ち信頼できる人との関係を継続することだと改めて思いました。

ということなので、関係性を継続したい人がいるなら正直に今後も付き合いたいことをしっかり伝えたほうが良いです。
伝えないと本当に一生の別れになってしまうかもしれませんからね。

転職先でも大変なことがありますが、前職の人の存在が支えになっています。

転職先への入社準備する

最後に現実に戻ります。
そうです、あなたの休みは無限ではありません。
Winner Timeには終わりがあります。
我々社畜は転職先へ入社しなくてはいけません。

転職先から入社にあたって準備物などの指定がある場合は先に確認だけはして休みの間に順次準備しましょう。
また、スーツやバッグなどが必要な人はこのタイミングで新調しておいてもいいでしょう。
清潔感の第一印象は大切で、年齢にふさわしい格好というのも意識しておいた方がいいです。
転職後は信頼関係を構築していくことが第一ミッションで、見た目は重要な要素です。
また、心身のことで気になることがあれば通院関係も済ませておくと吉です。

さいごに

色々案を書きましたが、最初に書いたとおり自由にやりたいことをするのが一番だと思います。
自由こそが最高の経験です。
円満退社して、Winner Timeを勝ち取ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Xのフォローや記事のご感想をいただけると嬉しいです!

この記事が参加している募集

転職体験記

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?