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「scratchもくもく会」を半年開催して感じた事

クラファンに絶賛挑戦中のs.akkoです。
練馬区の江古田で「ぼっとう&よはく」というコワーキングスペースを運営しています。


この一年、スペースを運営して、うまくいかなかった事ばかりだけれど、その中で唯一、少しは、上手くいったなぁと思えた事が「scratchもくもく会」を定期的に開催出来た事だ。

コロナの自粛要請空けの7月24日(祝)「scratchもくもく会」スクラッチャー集まれ!と題して夏休みに開催し、好評の為、第二回も夏休みの終盤8月30日(日)に開催。
二学期が始まり、少し落ち着いた10月24日(土)に第三回をそして、先日の12月26(土)に年内最後の第四回を開催した。

毎回、ほぼ同じ子供達が参加してくれているが、第一回から少し増えて、毎回定員いっぱいの6名ほどが集まる。

最初は、初対面だった子供達もこの間の第四回の時は、みんなで「何かお題があった方がいいよね?」「じゃあ、何かお題決めよう!」と子供同士で話し合い「食べ物をキャラクター化させよう」という一人の子の提案で「OK!!」とみんなそれぞれが作業をしだした。

「scratch会」に参加する子達は、なぜか全員気のいい子たちばかりで、いつも揉めたりする事もほとんどない。
「食べ物をキャラクター化させよう」と提案した女の子は、学校では、ほとんど話さない場面緘黙ちゃんなのだが、いつもウチの店では、とても楽しそうにきちんと自分の意見も主張して、スタジオ(scratch内に作れる)まで率先して作って、みんなを招待したりしているのだ。
なんかびっくりしてしまう。scratchがすごいのか、安心安全な仲間達がすごいのか、ウチの店のがすごいのか。(自画自賛すみません)

兎に角、この「scratchもくもく会」では、もくもくとは行かない時も多いけれど、子供達は、全員主体的なのが本当にいい。

第一回、二回には、scratchがわかるエンジニアの大人がいたのだが、あまりに出番もない為、今では、scratchがわかる大人は、いない。

出来た作品を見るという役割を私を含めた保護者が担っては、いるがほぼ大人は、大人で井戸端会議をしている。

が、この作品を見る大人がいるという事は、重要なポイントではある。

子供達は、それぞれみんな得意分野があるのでわからないところは、わかる子が教える。誰も「そんな事もわからないの?」とは、言わない。

そういえば、第二回辺りに一人の子(一番凄いスクラッチャー)がコロナを題材にEテレの「Why?プログラミング」の大喜利に作品を応募して、賞を獲ったのをきっかけに10月のハロウィンのお題の時には、ウチの娘が11月の落ち葉には、一年前に入賞していた子と初心者の子がみんなの応募に触発され、刺激を受けながら切磋琢磨しているところもまたいい。

子どもたちは、みんな大人に何か言われなくても自分たちが夢中になれる事なら、本当に楽しくどんどん勝手に歩いていけるのだ。

大人は、きっとは、そっと後ろから見守って、成果を一緒に喜んであげたらいいんだなぁとこの「scratchもくもく会」の子どもたちをみていると本当にそう実感させられる。

#子どもに教えられたこと

https://camp-fire.jp/projects/view/336434

そんな子どもたちのイベントを来年も続けられますように!

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