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『夫の扶養を抜け出したい』読んだ

『夫の扶養を抜け出したい』を朝から
読んでいた。
よくネットを見てると出てくる
ネットで読める漫画。
(若干のネタバレあります)

育児と家事と専業主婦。
私もこんな風だったなぁと
ちょっと胸が苦しくなった。

専業主婦の苦しさって、
自分でお金を稼いでいないから、
何を買うにもちょっとした罪悪感
がある事。
家事を便利にする家電は、世の中には、
たくさんあるけれど、それを欲しいと
なかなか言えなかったりする。
(お金稼いでないと)

漫画の中での夫さんの会社での大変さは、
理解できる。
奥さんが専業主婦だと知っている
上司達からの理不尽な残業。
会社でのポジション。
大量な仕事が押し寄せる、ストレス。

そりゃあ、余裕もなくなるよなぁと。

だからって、
お金を稼いでないことや、
家事ができてない
妻の事を責めたり、
「主婦は、楽でいいよなぁ」との
主婦を見下す態度は、
「なんで、そうなってしまうの?」
と思わずにいられなかった。

家族や夫婦が労りあえないで
いたら、お互いの事を労って
くれる人は、なかなかいないのに。

「今、仕事が辛いんだぁ」の
一言も言えない男の人は、
どれほどいるんだろう?と
思ってしまう。

私自身も同じ想いを感じた
事が何度もある。

お互いがお互いの大変さを
労り合って、応援できたら
どんなにいいんだろうと
思う。

けれど、それができている
夫婦、家庭は、少ないんだろうなぁと
色々な場での夫婦の話を聞くと
痛感する。

これって、きっと個人的な
話しなんかじゃないんだろうと
思う。

一生妻と子どもの面倒を
見なければいけないという
ストレスを勝手に背負って、
弱音もはかずに苛立ちを
ぶつけるの、本当に間違って
いるよなぁと感じる。

その先に同じ舟に乗って
いられると多くの男の人が
思っているのは、社会が
もたらした幻想だと思う。

そんな居心地の悪い舟に
一緒に乗っていたくないと
思う事に早く気づいて欲しい。

だって、家族で乗る舟を
居心地良くできる方法は、
必ずあるから。

まずは、お互いのストレスの
原因をそれぞれが気づけると
いいなぁと思う。

そして、それを家族で癒せると
いいよね。
例えば、お互いを
「頑張ったね、一週間」と
言い合ったりして。

私も全然できてないけど・・・。
できるといいなぁ。

自分の心の小さな声にも
きちんと気づいて、居場所を
作ってあげなくてはいけないなぁと
この漫画を読んで、思ったのだった。

気になる人は、読んでみてください!

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