「とっとと」と「ちゃっちゃと」との違い
我が家は、21時半くらいのお風呂が
混み合う。
父親が早朝に家を出るので、22時には、消灯したいから。
21時50分には、お風呂に入り終えていたい。
父、母、息子、娘の順番に入る事が
多いのだが、息子のお風呂タイムが
長いのだ。
(遊んでいたり、歌っていたりするからだが)
そこで娘が声をかけた。
「弟くん、とっとと出てね」
それを聞いた私が
「とっとととよりちゃっちゃとの方が
やさしくない?」
「確かに。さっさともあるよね」
「さっさと出てと、とっとと出ては
どっちがやさしいかな」
「さっさとかな」
「とっととってどう時に使うんだろう?」
「ちょっと強めに言いたい時かな」
「ちゃっちゃとは、テキパキして
みたいなニュアンス?」
と日本語のオノマトペについて
話していた。
「日本語、面白いし、むずかしいね」
と。
日本語、奥が深い。
だから、声をかける時やSNSに使う言葉、
細かいニュアンスによって相手の取り方が
全然、違ってくるなぁと思った。
そんな違いを面白がりつつ、
丁寧に使いたいなぁと思った。
「で、結局、弟くんには、どれを
使うの?」
と聞いたら、
「今は、やっぱりとっととだよね」
と言っていた。
確かに、もう22時すぎちゃうしね。
「弟君、とっとと出てー」
サポートいただけると、めちゃくちゃ嬉しいです! 記事を書くのがより楽しくなっちゃいます。