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骨折入院記録#1 転倒編

みなさんこんにちは。明松です。
このnote、なかなか更新されませんが「なんの問題もなく」続いています。飽きてなどいないですし辞めてなどいません。もともとこういうペースで気が向いたときに長文を置いておく場所にしようということで開設した場所です。

さ、そんな中で、このnoteを動かさねばというインシデントが僕のもとに降り掛かってきました。頑張って書くぞ〜。

病室から書いています

まず現状から。このnoteは仙台のとある病院の病室から書いています。病室での生活が始まってから2週間ちょっとが経ちました。いまだ立って歩くことはできませんが、個室でPCいじりもオンライン会議も自由にできて、Wi-Fiまで飛んでいるという素晴らしき環境の病院のおかげで、それなりに楽しく過ごしています。今日からこのnoteでは、こういう状況に至るきっかけ、そしてそこからの経過なんかを徒然なるままに書いていこうかなと。

7/24 大転倒

2024/7/24、自転車(レンタルサイクル/Luup)で仙台の町中を走っていました。ちょいと急いでいたので、いつもより気持ちスピードを出していたと思います。まぁ、自転車移動はいつものことなので、慣れた感じで仙台駅近くの市街地を風を切って移動していました。

Luupのレンタルサイクル。Luupといえば電動キックボードみたいなイメージありますが、自転車もレンタルできるんですよね。

歩道には自転車通行帯があったので、歩道を自転車で走っていました。目的地に向けてその次の道を右折しなければならず、僕が自転車でその道を右折し始めたそのとき、自転車の後輪が「ズルズルズルッッッ」とスリップしたのがわかりました。自転車は右折途中に右側にそのままバタンと倒れ、僕はそのまま路面に右半身を強打しました。

雨が降っていたわけでもないのですが、実はそのスリップした路面、ちょうどとある銀行の前で、そこだけツルツルとした石畳のようなタイルみたいなのが敷き詰められているんですよね。普通のアスファルトと変わらない感じでその上を右折してしまったのが転倒の原因です(ていうか、一般人バンバン通るところにツルツルのタイル敷くなよ、って思う。知り合い結構「あそこは危ない」って言ってるぞM銀行さん)。

立てない。歩けない。

右半身を強打し、あ〜、やっちまったな〜、なんて思っていて、起き上がろうかと思ったのですが、右腕、右足に結構な衝撃が加わったことにより、痛みが引かず、そのうちに「あれ、立ち上がれるか?これ?」ということに気づきました。

なんとか左足を駆使して立ち上がり、自転車も持ち上げたのですが、今度は歩けないことに気づきます。左足は無傷でしたが、右足に体重をかけると、膝が明らかに変な方向に曲がっていることがわかりました。同時に猛烈な痛みも。

右膝がありえない方向に曲がる感じがわかった。

さらに右腕も自転車を押そうとするたびに関節が外れる感じと猛烈な痛みがあり、その場から身動きが取れないことを悟り、(あ〜、これは結構やばめの怪我をしたかもしれない)と認識。なんとかスマホを取り出して急患センターに連絡をしたところ、「近くにある◯◯病院が整形外科で救急なので行ってください」と言われ、ちょうど近くに泊まっていたタクシーに乗り込み、病院へ。タクシーの運転手さんがめっちゃ心配してくれて申し訳なかった。

レントゲンと診察、そして。

左足だけを使ってどうにかこうにか病院の受付に到達したら、とりあえず車椅子に乗せられ、早速先生が診察してくれました。「あぁ〜折れてたら腫れると思うから、ちょっと見せて」と言われ、(まぁそんなに腫れてないとは思うんだけどな、、、)と思いながら膝を先生に見せた瞬間「めっちゃ腫れてるじゃん〜」と一言。

触診の後に先生に「レントゲン撮ってきて」と言われ、レントゲンを撮影。その写真を見ながら先生が「あー、これだけだと判断できないけど、、、なんか関節のとこの骨が折れてる可能性あるなぁ。CT撮らなきゃなんとも言えないけど、、、もしかしたら手術が必要かも、、、まぁとりあえず、今日は泊まりだよ?病院に?いいね?」と矢継ぎ早に。

病院に泊まり?
あ、入院ってことか?

とワンテンポ遅れて理解し、人生で多分2回目の入院生活が幕を開けたのでした(1回入院したのは、ガキのときにぜん息の発作で入院したときだったと思う)。

もう夜だったので、いろいろな書類にサインをして、サクサクっと説明を受けて、その日はもう寝てくださいと看護師さんは部屋から引き上げていきました。明日オンライン講座だな〜とか、明日には退院できんのかな〜とか、考えてたな。今となっちゃお気楽なもんである。

7/25 骨折ほぼ確実

朝起きたら、むしろ昨晩よりも膝の痛みが強いような感覚で、看護師さんに「なんかめっちゃ痛いです」と伝えたら、看護師さんは「あ〜、だいぶ腫れてるから血が溜まってるね〜」と呟きながら先生を呼んできました。

現れたのは年配の先生。院長先生らしくなかなか界隈でも有名なやり手の先生らしい。そして先生は僕の膝を見て、「あーはいはい、これは血抜かないとダメだ」と、間髪入れずに僕の右膝に注射針をブスリ。

突然だったので、僕は「いたいたいたいたい」と思わず口に出してしまったんですが、看護師さんが「先生!刺すとき刺すって言わないと!」と言って一笑い。注射器を見ると、なかなか結構な量の血が右膝関節から抜かれていました。

その血を見た先生は、
「あのね、この血を見るとね、油滴っていうんだけど、油が浮いてるのよ。で、この油が浮いてるときってのは骨折をしてるの。とんこつラーメンってあるでしょ?あれ、骨髄入れると油が出るでしょ。あれと同じ。骨が折れると油が浮くの。ということでね、多分折れてるね。詳しくはCTだけど。CTは明後日ね」といって、スッと去って行きました。
(参考  https://kaitocl.com/blog/%E5%89%8D%E5%8D%81%E5%AD%97%E9%9D%AD%E5%B8%AF%E6%90%8D%E5%82%B7/ )

というわけで、骨折はどうやら確定。そして、「明後日CT」。。。?
俺、明後日までは入院確定ってこと。。。???

こうして、明松の右膝骨折入院生活は幕を開けたのでした。


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