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間取りの考え方

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アラフォー女性建築士が家の間取りを考えるときどうやって考えているか、間取りを作る条件から完成間取りまで書いた記事をまとめています。
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#間取

間取りの考え方〜キッチンから考える間取り(施工編)

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週の『間取りの考え方』はキッチンから考える間取りで実際に施工した事例について書いていきます。 間取りを考える時にキッチンから考える間取りの家事動線を考える時にキッチンの位置やレイアウトから考える事があります。 出来る事なら ・調理作業の動線が楽なレイアウト ・買い物ものから収納するまでの動線が近いレイアウト ・ダイニングへの配膳しやすいレイアウト ・水まわりとの家事動線が近いレイアウト ・家族との

間取の考え方~『分けて』暮らしやすい家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週はコラボ企画第二弾です。 前回の探り探りで第一弾コラボ企画を一緒にやってくれたナミ構造設計との記事はこちらにまとめています。 そして今回は『mugu 水色荘図案店』とコラボさせていただきます。 muguさんも同世代女性建築士さんです。 さて今回はどんなコラボになるのか是非数週にわたって楽しんでいただければと思います。 『分けて』暮らしやすい家第二弾の最初は「間取り編」 コラボ企画のベースになる間

間取の考え方~バルコニーを中心に2階LDKの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今週の『間取りの考え方』は! 前々回にも書いたのですが、過去に書いた自分の間取り図にツッコんでみようと思います。 この間取りと同じぐらいの時期に書いた間取図なのですが、今週は今の私ならこうするなと添削もしながら修正した間取図もお見せしようと思いますのでよろしかったらお付き合いください。 数年前の間取り図~バルコニーを中心に2階LDKの家結構広い角地に建つ家でどうしてあえて2階リビングにしたのかは全く

間取りの考え方~人気間取り

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 『間取りの考え方』を毎週土曜日に更新してきて(お休み期間を除く)先週の記事でちょうど80記事になりました。 いつも読んでくださってありがとうございます。 それでふと今まで書いた記事で一番見られている間取りは何だろうと気になりました。 というのも、記事によってはビューが桁違いに多いものもあり私の記事は一体どこで見られているのだろうと先日コラボ企画をしているナミさんと話していたら・・・ noteの記事はG

間取りの考え方~うなぎの寝床な家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 さて今週の間取りの考え方は明日が土用の丑の日にちなんで 『うなぎの寝床』な家の間取りについて書いていこうと思います。 うなぎの寝床京都に限らず私の実家も店をする土地はできるだけたくさんの商店が並ぶよう間口が狭く奥に細長い土地になっている事が多いです。 そんな土地に住宅を建てた場合のどんな間取りになるでしょうか? プラン1 中庭をつくる間口が狭く奥行きの長い土地で間取りを考えるポイントは建物の中心部

間取りの考え方〜3階建てお客様ファーストプラン

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は実際にお客様にヒアリングして作ったファーストプランの間取りについて書きます。 ※間取り図は有料公開になります。 お客様のヒアリング内容と土地の条件土地の条件 土地面積約17坪 建ぺい60%、容積前面道路4mの為160% 南側接道4m、北側に道路非該当の里道と水路がある敷地です。 敷地条件としてはまず敷地面積が小さく、さらに建ぺい60%地域なので狭小住宅になる予感です。 最初に販売用に何パ

有料
100〜
割引あり

間取りの考え方~3階建てスキップフロアーの家『完成編』

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今回は先月に完成した『BeansHome』の新しいモデルハウスについて間取りと完成写真を合わせてご案内していこうと思います。 間取り図1階に水廻りと収納をまとめ洗濯動線をワンフロアーで完結する動線にしました。 2階はワンフロアーLDKにしました。 今回はリビングとバルコニーのデッキをフルフラットにする為にリビングをダイニングキッチンの床と段差を付けた、スキップフロアーのあるLDKにしました。 最初は

間取の考え方~子供部屋の大きさ

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 『間取りの考え方』は先週に引き続き『大きさ』について書きます。 今週は『子供部屋の大きさ』についてです。 子供部屋の数と大きさまず住宅の間取りを考える時に個室が何部屋必要??っていうところから考える事があります。 お客様がいる間取りでも、今は子供がいないけれど将来子供〇人欲しいの想定で部屋の数を決める時、または今は子供が〇人いるけれどあと数年で家を出ていくという想定の場合もあります。 家族は時間の経

間取りの考え方~和室を囲むLDKの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日です!『間取りの考え方』のお時間です。 今週はバタバタしていたらもう土曜日でネタを準備する時間が無かったので過去の間取りを書こうと思います。 Instagramにあげた間取り先に間取りをどうぞ。 かなり前の間取りなので書いた時のことが思い出せないのですが・・・ 敷地にもはめていたので、おそらくボツプランかなと。 予算が合わないとかそんなんだったと思います。 間取りとしては小上がりの和室が欲し