台北アフタースクール
20240729@シネマート新宿
同じ学習塾で日々を過ごす仲間との友情や恋愛を描いたストーリー。
以前別の映画を観たときにフライヤーを見かけて、BL映画化かと本作をホイホイ観るに至ったわけだけど、あくまでも単に青春映画という感じ。
ネタバレあり
性転換を決意した彼が父親と向き合うシーンはグッとくるものはあった。いじめられていた過去もあったようで、いつでも寛容な母親の姿も印象的だった。
対してメインの両親、"冗談"でキスをしているのを父が目撃してしまい、包丁を振り回すほどの激昂具合、母親も嘆いている様子。
時代としては1994年だったはず。まだ今ほど同性愛への理解も浅かっただろうしね。とはいえ、最近台湾出身の友人が言っていたのは、「同性愛にはだいぶ寛容。自分の子供がそうでなければね。」と。やっぱり現代でもそうだよね…
映画製作を夢見る塾の講師、首にコンドームを下げていたのはなぜ?特に性教育(そもそも塾で?)の授業でもなさそうだったけど、、
実は秘めた想いがあったという描写、後にあの二人の揺るぎない友情の所以たる出来事のキスまでの心理描写浅くない?本人も無自覚で、クラブで向き合って初めて想いが溢れたとか?それに、ゲイクラブで自分らも踊るかね?
わりと各シーンが継ぎ接ぎな印象。時系列の切り替わりも微妙ではあった。
映画製作で活躍する塾講師、青春を撮ったのは彼らとの想い出…
という導入の方が物語としてはきれいだったような?
でもあくまでも生徒目線だとしたらいいか〜
エンディングのダンスは好きでした。
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