【めんどくさがり】には急がば回れ

僕は面倒くさがりだ。

中学生の頃に教わった数学の先生から「数学は面倒くさがりの学問だ」と言われた事がある。それと同様に「パソコンは面倒くさがりの道具だ」と僕は思っている。

いま仕事としてパソコンを教えている。
専門学生に教える機会と、一般の人(年齢層高め)に教える機会がある中で、学生には「『PCを使える』という最低ラインは手書きよりも速くて綺麗で正確なものが作れる事」と話している。

手書きする方が早いならそうすれば良い。
別にPCにこだわる必要はない。

以前、デザインを教えているときに「筆で書いたフォントないですか?自分が思うかすれぐあいのものがなくて」と聞かれたことがある。
その時に返した答えは「書けば」というもの。

PCに頼りすぎるとこういう発想が欠如しやすい。
自分の望むかすれ具合のフォントを探すぐらいなら、実際に書いてデータ化して処理した方が結果として望むものを早く手に入れやすくなる可能性は高い。

僕は手で書くよりもキーボードで打つのが好きで、その理由も書き直したり詰め直したり等をする時にも修正が早くできるから結果としてこちらの方が早くて綺麗で正確なものを作りやすいと考えている。以前にも書いたけど、修正があることが前提なんだ。

何か反復するような作業ではテンプレを作る。
それは、はたから見ると手を動かしていった方が早いと思われることもあるけど、単純量によっては結果として追い抜くことも出来るし、シンプルに同じ作業を何回もしたくないというのがある。
面倒くさいし、飽きる。それは結果としてケアレスミスをしやすくなる原因だとも思っている。

手を動かした方が早い場合。
テンプレを使って【急がば回れ】をした方が早い場合。

その見切りをどうつけるのかが実は一番大事。


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