見出し画像

山合の地区へ筍掘りへ。

5月の休日、美浜町の新庄地区の方にお誘いいただき、筍掘りへ行きました。

新庄は美浜の中では山合の集落。
家の裏手に斜面があり、降りると昔の水路が引かれている藪がありました。
水が湧き出している箇所も。きれい。

画像2

生えている山菜を教えてもらいながら、竹林へ。
ワサビ、山椒、タラの芽など、いろいろとあります。
下の写真はワサビ。
ワサビの花の部分を使ったハナハジキという郷土料理があるそうです。

画像3

私は北国出身なので、今回掘る孟宗竹は見たことがありません。根曲竹という細い竹はあるのですが。
というわけで、初めて見る孟宗竹の筍の大きさにびっくり。

画像4

でかっ!!こんなにでかいの!?
小さいお子さんくらいのサイズです。

画像5

そのくらいの大きさのものが所々ニョキニョキ生えています。
なんだか面白い、不思議な光景に感じます。

クワで、地面の下につながっている筍の節に歯が当たるようにして、筍を掘ります。
初めてだし、筍自体が大きいので、なかなか掘り起こすのが難しい。

掘って、ある程度包丁で皮をむいたものがこれです。

画像6

筍自体が大きくても、皮をむいてしまうと食べられる部分は案外少ないそうです。

画像7

手と比べてもやっぱり大きい・・・!
根曲竹はこの5分の1くらいの細さのものしかなかったので、大きさにびっくりです。

こんなに大きいのに、地元のお年寄りはコツをつかんでいて、高齢の方でも掘れるそうです。すごい!!

筍掘りの後、ミズブキ(ウワバミソウ)も採りにいきました。

画像8

小川の近くに群生していました。
葉っぱをとってしまうと茎がフキに似ているので、ミズブキ。山菜の中でもクセがなく、食べやすいそうです。
茎が太めのものを、ハサミでぱちぱちと採らせていただきました。

青森でも、ミズブキ(ウワバミソウ)はよく食べられる山菜で、ミズと呼んでいました。地域によっていろいろと呼び方が違うみたいですね。
以前祖母がこれをタタキにして食べていたので、懐かしいです。

今日、結局掘ったものをいただきました。
こんなにたくさんいただき有難いです。
一人で食べるには多すぎるので、ご近所の方へおすそ分けしました。

画像9


ここ最近は活動がはじまり、頑張らないと!とプレッシャーを感じて、神経が張り詰めていたところがありました。

しかし、頑張りすぎず、少しずつやって何か得られれば良い、楽しいことをやろう、と声をかけていただき、気持ちを和らげることができました。

今日の山菜採りような、地元の方だからこそ知っている暮らしの知恵にも、今後関わっていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?