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実写動画/アニメーション動画の使い分け

会社で「動画を作ろう!」となった時、実写映像とアニメーションのどちらを採用するか迷うことがあるのではないでしょうか?
それぞれ得意分野があり、注意点もあるので簡単にまとめてみようと思います。

【実写動画について】
長所/注意点/具体的な活用例

【アニメーション動画について】
長所/注意点/具体的な活用例

まとめ


【実写動画について】

◎長所

・ありのままの様子や雰囲気を伝えるには、実写が非常に効果的。
・正確な情報や真実味が伝わる。
・ターゲットに関わらず使用できる。

◎注意点

・撮影素材は準備や手配が大変で、撮影後も構図変更などできず、柔軟な使い方がしずらい。
・映り込む情報が多過ぎると混乱し、伝えたいことが伝わりにくくなる。
・見栄えが悪い空間やものは注意が必要。
・想像の入り込む余地がなく、冷たい印象になることがあるので注意。

◎具体的な活用例

・実際の商品の使い方を伝える案内動画
・求職者に見てもらう会社紹介動画
・エステやヘアサロン店舗のイメージ動画
・飲食店やホテル接客のマニュアル動画
・幅広い年齢層がターゲットのCM動画


【アニメーション動画について】

◎長所

・撮影できない内部構造や目に見えないもの、サービスなどの仕組みや工程はアニメーションが最適。
・余計な情報をカットして要点だけに絞ることで、シンプルで直感的に伝えられる。
・表現の自由度が非常に高いので、演出したり、想像力を掻き立てたり、関心を持ってもらう工夫ができる。
・色合いやキャラクターで、ブランドなどの世界観を表現できる。

◎注意点

・キャラクターやデザインで、受け入れられ方が大きく変わる。
・ターゲットとその好みをしっかり把握することが必須。
・正確性に劣るので注意。

具体的な活用例

・キャラクターがあったり、世界観が重要な商品のCM動画
・給水ポンプや避雷針など親近感が無くわかりにくい商品のCM動画
・決済アプリの使い方を説明する動画
・企業が株主総会などで使用するIR動画
・保険商品や金融システムなどの特長をアピールする紹介動画


まとめ

実写動画とアニメーション動画の使い分けについてまとめてみましたが、違いがわかりましたでしょうか?場合によっては実写とアニメーションを混ぜて使うこともあります。
本当に簡潔にまとめると、「正確さを伝えたいときは実写を、撮影できないものやイメージを大きく演出したい場合はアニメーション」です。
私はアニメーションを作っているのですが、やはり一番最初のお客様やターゲットの好みを把握して共有することがとても大事だと思っています。ここがズレてしまうと後から大変なことになりますからね。
アニメーションのことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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