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素直な身体でいること

私は去年の9月から、ほぼ毎週日曜、親子ヨガ&ピラティスをやっている。

親子ヨガと言っても、参加者は固定じゃないので、ほぼマンツーマンのパーソナルトレーニングになっている時が多い。

娘は気が向いたら、私のポーズを真似しているが、基本的にヨガはやらず、好きに遊んでいる。

先日のレッスン時、先生に「ノゾミさん、とっても身体が変わってきてる。前から思ってたけど、本当にノゾミさんの身体って素直だよね。それってノゾミさん自身が素直だからだと思う」と言われた。

また、別の日、どうしても足の浮腫が取れなくて、テレビなどの足つぼでお馴染み、Dr.フットに行き、足裏マッサージをしてもらった時も「すごくマッサージの効果を感じやすい足をしていますね。変に緊張して強ばったりせず、マッサージを素直に受けられる身体なんだと思います」と言われた。

ここ最近、連日言われたこの「素直な身体」というワード。

嬉しかった。

なぜなら、私はここ一年弱、自分自身に対して、素直でいる、できるだけ正直でいる、なるべくごまかさない。ということを、意識してきたからだ。

要は、私が、私の気持ちを見捨てたり、無視したりするのを辞めたのだ。

きっちりルールを設けるのではなく、あくまで「状況に応じて、できるだけ、なるべく」という塩梅でだけど。

そんな中での「素直な身体ですね」という言葉。

他人を通して言われたこの言葉が、私の心・身体から、私の意識に対してのレスポンスな気がした。

人は皆、幼い頃から「人の話はちゃんと聞きなさい」と、それはそれは、大事なこととして教えられる。

けれど「自分の気持ちを、ちゃんと聞いてあげよう」とは誰からも教えてもらえなかった。私は、お父さんが死んでから知った。

当たり前に考えれば、自分の人生は自分しか生きられない。
だから、当然、一番大事にすべきは、自分の気持ちなのに。


それなら、このことを、もっと早く知りたかったと思う。

いや、でも、もしかしたら、30歳あたりでこれに気付けたことは、幸せなのかもしれないとも思う。

人生ってそういう設定のゲームなのかもしれない。

ちなみに「素直な身体」と言われた、私の身体。
一年前は、腰を上げることすらできなかったブリッヂのポーズも、綺麗なアーチを描けるほどの形体まで、身体が軟体人間化をしてきている。どんだけ素直なんだ、私の身体。(写真参照)

ここで甘んじず、最終的には、ブリッヂしたまま、千と千尋のカマ爺みたいな動きができるようになるのが目標。

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