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「食べる投資」書籍レビュー。(ライザップ的ダイエットからのネクストステップ)

「食べる投資」(ハーバードが教える世界最高の食事術)満尾正

ライザップ的な減量に成功してから2年。徐々に体型に乱れが顕著になってきており、一方、趣味のランニングもやる気の上昇が見られており、何かを体について考えたいなぁ。と思っていた矢先、書店で見つけた本です。

まず筋肉量を増加と共に糖質制限することで短期間で成果を出すいわゆる「ライザップ的ダイエット」は否定しません。こうすれば痩せられるという知識と成功体験、また体型で悩んでいた人ほど大きな自己肯定感が得ることができます。私もそうでした。ただ、一生とは言わずとも習慣化するにはこの方法は難しい。結果、今の「不満足」な体に戻ってしまいました。

ライザップ的減量後、筋トレ習慣は身についたおかげで、完全に元に戻ったかというと違うのですが、より食事観点から満足行く改善を図っていきたいという思いがありました。

前半、食事が日々のパフォーマンスを高めるため最も重要な要素である。といった啓蒙的な話。後半は具体的にどんなものを取れば良いのかという栄養学よりの話。前半は押し付けがましくなく、すんなりと入ってきました。後半は、食物繊維/糖質/タンパク質の役割についてはある程度理解していたので、ビタミン系の役割とそれらが含まれる食材の紹介ては勉強になりました。体の症状と紹介されている食材から、普段何が不足しているかの把握するのに有効でした。

この本だけで劇的に何か変わるということは無いと思いますが、食生活を含めた習慣を変えていくことでQOLを高めていくという方向性は目指すところなので、良いタイミングで出会えた本。今後は辞書的な使い方で活用していこうと思います。

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