読書記録「チョコレート革命」
たまーに「ただならぬ恋愛モノ」(どんなジャンル?)
に触れたくなります。
今回取り上げるのは
私にとって短歌部門の「ただならぬ恋愛モノ」である
俵万智さんの「チョコレート革命」です。
この本のあとがきを紹介します。
表題作からは、
大人の返事などいらない
社会におけるあなたと私ではなく,ただのあなたと私でいたい。
これは社会的規範を超えるための「革命」。
圧倒的な自分にとっての幸福軸を信じて生きる。
そんなメッセージを感じました。
(出版された1997年の社会的な不倫に対する認識は
どうだったのでしょう。。。?)
そういえば,最近お亡くなりになった瀬戸内寂聴先生も
「恋と革命」について言及されていましたね、
太宰の「斜陽」にもこんなセリフがあったような。。。?
俵万智さんの本を読んでいると,
短歌で真実を伝えるための技術がいるように
恋愛を全うすること自体にも才能がいるのだと感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?