51. 静まっているほどに、スィーーーーーーーっと行動できる

こんばんは。

連休明けての平日2日目ということで、
「2024年も始まってきたなぁ〜」と今更感じ始めた
しいまです。

ボケボケですね。

段々と上げていこうと思います。

さて、今日は、

何かを始めようとする際に、
「やるか・・・！！」
とテンションを上げようとする自分を見ての気づきが
ありましたので、その話をさせていただきます。

今日お伝えしたいことは、

凛と静まっているほどに、スィーーーーーーーっと進める

なので、勉強とか掃除とか仕事とか、
「乗らないなぁ」というときほど、

「ふぅーーーーー・・・・」と息を吐きながら、
静まることだけに集中してみるといいですよ。

ながらでも大丈夫です。

徐々に、徐々に、静まっていけばいいです。

ということです。

いきなり何言ってるんだ？
って感じですよね。

説明させてください。

今日街中でバイクの「ブオォォンッ！！」と大きな音を聞いて、
これと同じことだなと思ったので、
バイクに例えて説明します。

「ブオォォンッ！！ 」と音を鳴らして走るバイクと
スーーーーーーーーっと音がほとんど鳴らさずに走るバイクが
あったとして、

どちらの方が速く走れると感じますでしょうか？

同じエネルギー消費量で、より遠くまで速く進めるのは
どちらだと思いますでしょうか？

大半の人が「スーーーーっと走るバイク」の方を選んだと思います。

「余分に音を鳴らしているほどに、
　無駄にエネルギーを使っている」

ということを直感的に感じると思います。

本能的なものなのか、
ドラマとか漫画とかでよくみる表現だからなんでしょうかね。

そして、
この「ブオォォンッ！！ 」が「テンション」にあたると
思っています。

たとえば昼休み明けで、仕事を再開しようとする時、
「・・・さぁ、やったりますか・・・！」
とテンションを上げようとする人もいると思います。
最近までのわたしもそうでした。

そのようにテンションを上げようとするというのは、
バイクでいうところの、跨った状態で
「ブォンッ！ブォォンッ！」
と音を鳴らしていることなんだな、と。

エネルギー（ガソリン）を使ってはいるものの、
前に進んでいるわけではないんだな、と思いました。


「ブォンッ！ブォォンッ！」と音を鳴らすように、
「やるぞ。やるぞ・・・！」と自分を鼓舞することに、
エネルギー（ガソリン）を使っているわけです。

一方で、
SF的なバイクをイメージしてみてほしいんですが、
起動しても、走っても、
スィーーーーーーーーッと
余分な音が立たないバイク。
（車でいうと、テスラみたいなもの）

こういう余分な音が立たない、静かに動くものほどに、
エネルギー（ガソリン）が全て推進力に変わっていると感じませんか？

エネルギー効率が良くて、
より速くより遠くまで行けるバイクだと思いませんか？

そして、
そういうバイクのように、
そういうエネルギー効率が良い状態で、
日々を過ごしたいと思いません？

「面倒だな」とか
「えーっ、これやるの〜」と思うことであったとしても、

スィーーーーーっと始めて、
スィーーーーーーーーーーーーーーーっと進んで、
スーーッと終わる

そういう風に動けたらどんなにいいかと思いません？

なら、具体的にはどうするのか？

思考も気分も感情も、
何もかもが静まっていって、

ドックンッ、ドックンッと
心臓の鼓動が聞こえてくるかのような静けさになるように、

ただただ、息を吐いてみてください。

「ふぅーーーーー・・・・」と息を吐きながら、
静まることだけに意識を向けてみてください。

ながらでも大丈夫です。

段々と、段々と、静まっていけばいいです。

 
凛と静まっていくイメージです。

換気するかのように、
冬の冷たいけど澄んでいる空気を部屋に入れるとイメージとか、

映画が始まる前の静まっていくイメージとかもいいと思います。

それを10回分してみてください。
1〜2分ほどですね。

そうすると、
「仕事しなきゃなぁ・・・。やるか〜！」
と頑張って始めていたものが、

「・・スィーーーーー」っと
始められるようになると思います。

静まっていくほどに、
ブレーキ成分摩擦がなくなっていく感じで、

アクセル踏んでなくても、
「スーーーっ」と
動き始めるような感じです。

それを一度でも体感すると、
「行動する際に、テンションは必須のものではないんだな」
とわかると思います。


それを感じた上で、
「でも、音を鳴らしたい（テンションを上げたい）」
と思う時は、鳴らせばいいと思います。

そういうテンションを上げたい時ももちろんありますよね。
それはそれでいいと思います。

でも、デフォルトは「スィーーーーっ」と動ける状態（静まっている）方が
良く動ける自分でいれるので、いい気分になりやすくておすすめです。

やっぱり人間ですから、
動けなくなるほどに、閉塞感を感じますし、
動けるほどに、爽快感を感じるってことですかね。

まとめますと、

「面倒だな・・」とか
「あれやらないとなぁ・・・」と思ってる時ほど、

ながらでもいいので、

ぜひ、
静まっていくように、
ただただ、息を吐いてみてください。

吐く息が無音になっていくように。
そうして、「スィーーーーーっ」と動けるように。

という話でした。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

少し変えることで、日々がととのいますように。
ととのった状態で、出会いを迎えられますように。

しいま