21. 得た学びを自分の当たり前にしていくために。
こんばんは、しいまです。
「今まで得てきた学びや気づきが最近散らかっているな」
と感じることがあったので、
今日は
「気づきや学びを自分の当たり前にしていくためにはどうするか?」
をテーマにして1日過ごしてみました。
「学びは得ているんだけど、気づいたら忘れてたし、使えてない。」
「気づきがあったのに、数日経ったら元に戻ってる」
と思う方のヒントになれば幸いです。
学びや気づきは、以下の段階があると思っております。
知る
↓
理解する
↓
意識して使ってる
↓
意識せずに使ってる
車の運転とかがまさにそうですよね。
最初はアクセルやブレーキなどの操作を一つずつ知っていって、
意識して使っていって、
慣れていったら、意識せずとも使って運転できるようになってる。
ですが、これまで得てきた気づきは、
8割方が「理解する」で留まって、いつのまにか忘れているな
と感じています。
ノートとかにまとめてあったとしても
使ってないので、賞味期限が切れてしまってるような感じがするんですよね。
食材を冷蔵庫に入れていたものの、
使わずに入れっぱなしにしたままで、
賞味期限が切れてしまった・・・
みたいな。
これ、食材だけでなく、
学びや気づきでも同じなんだと思います。
賞味期限が来る前に、食材を取り出して「使って」食べるように、
期限が来る前に、気づきも「使って」血肉にしていく。
でないと、どれだけ学んだとしても、
冷蔵庫に食材(気づき)が貯まっては賞味期限が切れていくだけで、
自分は何も変わらない。
だって、食べて(使って)ないんだから。
と、同じことだなと思いました。
では、
そもそも「自分の当たり前にする」とはどういうことか?
➡︎
価値観(優先順位)を書き換えること。
優先順位の上位にするということ。
全く同じ部屋にいて、同じ方向を向いていたとしても、
真っ先に浮かんでくるもの、
真っ先に目に入ってくるもの、
それが人によって違う。
なぜか?
人によって優先順位が違うから。
人によって大切にしてるものが違うから。
価値観とは、何に価値をおいているか。感じているか。
つまり、
価値観とは、優先順位
「得た気づきを当たり前にしていく」ことは、
「優先順位の上位にする」こと。
真っ先に浮かぶようにすること。
真っ先に目に入ってくるようにすること。
だから、「気づきを当たり前に使う」ということは、
「価値観を変える」ということで、
「優先順位を変える」ということになる。
では、どうやったら優先順位は変えられるだろうか?
➡︎
アクセス回数を増やすこと。
アクセス回数が多いことほど、
優先順位上位になって、
真っ先に浮かぶことになってる。
例えば、ゲームのことを考える機会が多いほど、
アクセス回数が増えて、優先順位が上位になってるから、
時間が空いたりすると、真っ先にゲームのことを考えるようになる。
だから、ソシャゲは優先順位を上げるために、
毎日ログインさせている。
そのためにデイリークエストがある。
あれはそうして価値観を更新していくための仕組み。
では、「アクセス回数を増やす」とは具体的に何をすればいい?
➡︎
思い出した数、使った数を増やせばいい。
アウトプット回数を増やせばいい。
アウトプットするとは、
何も見ずに、自分の中から「使う」ということ。
何も見ずに、思い出すこと。
「状況Aのとき、この考え方を使うなら、こう行動する」と状況を解くこと。
(ケーススタディ)
よく「アウトプット」というと、
「人に教えること」と言われてますが、
あれ、少し欠けてるんじゃないかと思いました。
というのも、
「教えること」だけをしようとすると、
日常で実践することはせずに、
理解したことをそのまま解説すればいいと思いそうになるんですよね。
レシピを理解して、
一度もそのレシピで作ったことがないのに、
レシピを教えようとするみたいなものですね。
だから、
まずは
「レシピを使って、料理を作る」
そうして作って実践していった後で、
「人に教える」
だと思っています。
ということで、「アプトプット」としてはまず、
何も見ずに、思い出せるようにすること (使えるようになるための前提)
状況を解きまくること (使うことそのもの)
これがいいと思いました。
何も見ずに、思い出せるようにすること (使えるようになるための前提)
これは、「If-thenルール」を作ることが良さそうです。
「If-thenルール」とは、
「もしこうなったら、こうする」といった、
条件(トリガー)と行動を1セットにして、プログラミングすることです。
たとえば、
「PCにログインしたら、まずメールを見る」とか
「12時になったら、お昼ご飯に行く」とかですね。
そもそも、脳はこの「If-thenルール」で物事を整理しているそうです。
つまり、脳にとって覚えやすく、思い出しやすい形。
じゃあ、If-thenルールをどう作るのか?
➡︎
日常でよく触れるもの、目に入るもの、浮かんでくる言葉
をトリガーにする。
息を吐くときとか、
「退屈だなぁ」と思ったときとか、
布団に入る直前とか
そういう自分のこれまでの日常で、入ってくるものをトリガーに選ぶ。
認識できることなら、なんでもOK。
「条件を満たした」と認識できれば、立派にトリガー。
そうしてトリガーを選んだら、
あとは当たり前にしたいこと、優先順位上位にしたい考え方とかを
するようにするだけ。
そして、
トリガー ➡︎ 行動A ➡︎ 行動B ➡︎ 行動C
とコンボにする。
たとえば、
「歯ブラシが終わったら、ノートを開く」
「ノートを開いたら、今日の日付を書く」
「今日の日付を書いたら、今日振り返って一番に思い出すことを1行書く」
みたいに。
「飽きたなと思ったら、まず立ち上がる。背伸びをする。数歩歩く」
みたいに。
テイルズのRPGのとき、どうコンボをつなげるかを試行錯誤するのが、
楽しかったですが、それと同じことを現実でする。
行動コンボをつなげる。
そうして、
トリガー ➡︎ 行動A ➡︎ 行動B ➡︎ 行動C
を決めたら、まずはノートに書くといい。
ここだけは単語帳のように、反復しての暗記が必要。
ただ、使うものだから、英単語覚えるよりも楽だと思う。
で、反復していって、
日常でトリガーに出会った際、行動コンボを思い浮かぶようになったら、
あとはトリガーをひたすら引くだけ。
1回、10回、100回。
そして、そのIf-thenルールへのアクセス回数を上位にする。
そしたら、価値観(優先順位)が変わって、
真っ先に考えることが変わってて、
得た学びが当たり前に使えるようになってる。
だから、まずは行動の一回一回を丁寧にしようとしなくていい。
最初は赤点の20点、30点の出来でいいから、とにかく回数。
それで、21日、42日と続いてきたら(習慣化の目安)
次に質を上げていく。
丁寧にしていく。
2.状況を解きまくること (使うことそのもの)
行動できる系の学びなら、↑の感じで習慣化するだけなんですが、
「問い」とか「考え方」系の学びって、
どうすれば使うことになるのか、いまいちピンときてませんでした。
やっと今日きました。
数学や理科の問題を、公式使って解くことと同じだったんだなって。
数学や理科の学習とならべると、以下だったんだなって。
公式 = 問い、考え方
問題 = 状況例
たとえば、
「状況を設定して、その状況のときどうするか?」を解くように、
学んだ「問い」や「考え方」を使って、
「こういう考えで、こうだから、こうする」
と想像する。
「その状況の場合、何を見て、どう動くのか」を想像する。
つまり、
「問い」や「考え方」系の学びを当たり前に使っていくようになるには、
大事なのは、いかに状況例を解いたか。
まずはその回数。
状況例はどう思いつけそうか?
➡︎
日常で出会う出来事がそのまま使える。
日常での出来事に対して、
「自分は、こう考えて、こうしてる」
「あの人だったら、どう考えて、どう動くだろうか?」
「こう考えて、こうするんじゃないか」
他人になりかわるような、憑依するような、
他人の思考をなぞってみるような、
演じるようなつもりで、想像してみる。
本日は以上です。
かなり長くなってしまいましたね。
失礼しました。
今日のテーマ
「気づきや学びを自分の当たり前にしていくためにはどうするか?」
に対して、
今日は出てきたのは、上記内容で行動はできそうですので、
まずはこれでしばらくやってみます。
それでどうなったかはまた改めて報告させていただきますね。
それでは最後までお読みくださり、ありがとうございました。
小さな変化が、心地よさへとつながりますように。
その心地よさが他の人へも広がりますように。
しいま
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