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仕事におけるITリテラシーとその効果

こんにちは、リッキーです。最近、仕事に追われる日々が続いていますが、ここで文字を通じて思考をアウトプットする時間を持ちたいと思います。

私は起業してから少しずつですが、売り上げを伸ばし、多くの中小企業を見てきました。そこで得た知見や感じたことを共有したいと思います。私の見解には偏りがあるかもしれませんが、その点はご理解いただければ幸いです。

今回取り上げたいのは、「仕事におけるITリテラシー」についてです。

皆さんはパソコンを効率よく使いこなせていますか?多くの人が苦手意識を持っているかもしれません。個人差はあるものの、この差は業務効率に大きく影響していると私は感じています。

具体的な質問としては、以下のようなものがあります。タイピングは速く正確にできますか?Microsoft Officeの各種アプリケーションは使いこなせますか?Excelの関数を理解し、適切に使えますか?マクロは組めますか?SaaSは活用できていますか?検索技術は身についていますか?ウェブサイトの編集はできますか?RPAを導入できますか?プログラミングのスキルはありますか?ChatGPTのようなAIツールは使えますか?

Officeを適切に使用し、Excelの関数を駆使できる人に出会うと、私は感動すら覚えます。

日本のITリテラシーに関する以下のような記事を見ると、現状はあまりにも厳しいと感じざるを得ません。

惨憺たる結果でも日本人の成績は先進国で1位

 この結果をまとめると、次のようになる。

 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

 (2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

https://bunshun.jp/articles/-/58823?page=2

ITスキルの向上は現在、その必要性が明白ですが、具体的に企業にどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

ここでは、最近私がサポートした企業の事例を紹介します。この企業はECモールでの伝票仕分け作業に多くの時間を費やしていました。伝票の種類に応じた配送方法の手動での仕分けが課題となっていました。

この問題を解決するために、APIを活用して伝票データを自動で出力し、それをGoogleスプレッドシートに転送するシステムを構築しました。さらに、Google Apps Scriptを使用して伝票の自動仕分けと更新を行うプログラムを開発し、2人の作業者が費やしていた時間を大幅に削減しました。

この事例から学べる教訓は、担当者がスプレッドシートやマクロに関する基本的な知識を有していれば、外部の専門家に頼ることなく、社内である程度の自動化プロセスを実行できた可能性があるということです。これは、日々の業務にITスキルを組み込むことの重要性を浮き彫りにしています。

多くの企業が直面している課題は、単に技術の不足だけではなく、より根本的な問題である可能性があります。企業の中には、ITに詳しくない担当者によって生じる業務の非効率性や個人依存の問題を抱えている場合が多く、業務を継承する新たな担当者がその業務の目的や重要性を完全に理解していないことがしばしばあります。

ITスキルを備えた担当者がいる場合、彼らは単に特定のタスクを自動化するだけではなく、業務の全体的なプロセスを見直し、改善することが可能です。この能力は、組織全体の効率と生産性を高めるための大きな力となります。

結局のところ、ITスキルを持つ担当者の存在は、特定の作業を効率化するだけでなく、組織全体の変革を推進し、持続可能な成長を実現するための鍵となります。これは、現代のビジネス環境における組織が直面する根本的な課題に対処し、将来にわたって成功を収めるために不可欠な要素です。

ぜひ今は、政府から提供されている多くの補助金を活用する絶好の機会です。これらの補助金は、業務の効率化やデジタルトランスフォーメーションに向けた新たな投資を支援するために存在しています。私たちは、このような支援を最大限に利用し、業務プロセスの改善やITスキルの向上に努めるべきです。

私自身も、業務効率化やデジタル化のお手伝いを通じて、皆さんのビジネスの成長をサポートしたいと考えています。新たな技術の導入やプロセスの最適化を検討している場合は、ぜひご相談ください。一緒に、より効率的で生産的な働き方を実現しましょう。

最後に、ITスキルの向上や新しいテクノロジーの導入は、時に大きな挑戦かもしれませんが、これらは私たちの働き方を根本から変え、より良い未来を築くための重要なステップです。政府の支援を活用し、この変革の機会を掴み取りましょう。ご依頼、心よりお待ちしております。

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