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自然へ引き入れたい

自然環境リテラシー学実習Bチーム第1回
2021/7/10、7/11

初めまして。三重大学生物資源学部の2年生です。
昨年10月から自然環境リテラシー学に関わり、今年からはリーダーとして参加しています。

リーダーとは?
今年から自然環境リテラシー学では学生指導者を2種に分けることになりました。リーダーとインストラクターです。リーダーは昨年度参加者の2年生、インストラクターはそれより前の自然環境リテラシー学実習受講者で3年生〜院1年生です。

自然環境リテラシー学の核は、自然に身を置いて感じたこと・学んだことを自分の言葉で人に伝えることです。この実習も基本的にはリーダー・インストラクターが新規受講者への説明・指導を行います。(もちろん先生の座学の時間もありますが)
最終責任者は先生で、色々な手配、手続きをしてくれているのですが、リーダー・インストラクターも真剣に説明事項や危機管理について考える必要があるのです。

↑5月のリーダー・インストラクター合宿。起こりうるリスクを列挙している場面

そんなわけで、実習前に既に頭はへとへとです。前日最終打ち合わせが終わり、すぐにリーダー仲間に寝る!と宣言して精一杯の早寝をしました。

私の初仕事は引率でした。4時半に起きて5時には駅へ。嬉しいことに遅刻する人もなく、無事に電車に乗ることができました。実習の舞台、ロッジさらくわへはここから電車とバスで3時間半かかります笑

↑小さな町営バスに学生と荷物がぎっしり

9時。やっと南伊勢町新桑(さらくわ)に到着です。
自己紹介→ガイダンス→昼食が終わったらいよいよカヤックに乗ります。

ここから、私の2つめの大仕事です。カヤックの種類や部位、乗艇・下艇の仕方を説明していきます。項目が多く、言い忘れがないか不安でしたが、割と上手くいったと信じています。
他のリーダーからPFDやスプレースカートなどの装備の説明があり、パドルの扱い方も簡単に教えて、いざ出艇です。

出艇のとき、私は海上からの見守りをしていたのですが、みんな自力でスプレースカートを着けることができたようで「すごく優秀だな」と思ってました。
一方の私は、スカート装着に気を取られて陸側に流されている子に適切なアドバイスができなかったことや、パドルの扱いに苦戦しているようなみんなを見て、もっと詳しく説明するべきだったのかなど、悔しいことばかりです。

パドルの追加の説明、カルガモ(の親子のように1列になって漕ぐ)の練習を終えてから、隊列を組んで貝の浜目指して漕いでいきました。

↑貝の浜へ上陸

貝の浜へ上陸・休憩後、もう少し足を延ばして太平洋を拝んでからロッジさらくわへ帰りました。

↑ 折り返し地点にて。右端の陸の切れ目が太平洋

↑初日の航路。5~6km

上陸後、テントの立て方の説明・指導があり、その後シャワー→夕食→座学→振り返り→就寝。
振り返りの時の1人1分のスピーチが、私は好きなのですが、今回は言いたいことがまとまらず、人の話にくい込んでしまいました…。みんな疲れをアピールしつつ、これからに対する前向きな感想が多くて嬉しかったです。

振り返り

翌日曜日は早朝から準備をするリーダー達を励まし、新桑を離れました。カヤックのBASIC資格取得に必要な救命講習を受けにいくためです。

この日は色々と大変だったようですが、その詳細は他のBチームメンバーの記事をご覧ください。
では。

 

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