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STEAMコアゲーム情報局[SYNTHETIK: Legion Rising]

ツインスティックシューター
二つのスティック(又はキーボードとマウス)を使用して、キャラクターの移動とエイミングを同時に行う。一見難しそうだが、別にそこまで難しくない。難しいと思っても慣れれば難しくなくなる。クリアできるかは別の話だけどな。ちなみに敵前逃亡は銃殺刑だ。

 俺だ、久しぶりだな。なに? 俺が誰だかわからないだと? 奇遇だな、俺自身何者なのか未だによくわかっていないんだ。まあ、そんなことはどうでもいい。
 どうやら、ここ最近は無人島に移住して蜘蛛に噛まれたり、地獄のカス共を蹴散らしたりしてるやつが多いらしい。皆楽しそうで何よりだ。だが、俺は別の戦場に身をおいていた。仲間は誰もいない孤独な戦場(ゲーム)だ。戦いは熾烈を極めた。プレイ時間にして24時間が経とうとしたころだった。俺はとうとう最後のクソッタレに怒りの銃弾をぶち込んだ。そしてミッションをコンプリートした。

 だから久しぶりにSTEAMコアゲーム情報局を書くことにした。ここでは俺が実際にプレイしてクリアしたゲームの記事しか書くつもりはない。なので、前回との間で一年の間が空いた理由は……つまりそういうことだ。

これまでの記事は最後に貼っておくから興味があれば見てくれ。いくぞ。

どんなゲーム?

 もうすでに書いたがツインスティックシューターだ。それとローグライクでもある。類似したものだとEnter the GungeonやらNuclear Throneがあるな。もちろん他にもある。が、ここではペラペラ並べ立てたりはしない。
 ただ、これらのゲームと一線を画する点は、どこまでも硬派であることだ。可愛いキャラクターはでてこない。カワイイ犬? お前は戦場をなめているのか? そもそもカワイイ犬を危険な戦場につれてくるな。

 さて、あらすじだ。お前は不屈のソルジャーとなり、GUNを構えて戦場を動き回り弾丸を撒き散らす。ということだ。お前はワンマンアーミーで、敵は強大なクソロボット軍団だ。お前は奴らの陣地に乗り込んで奴らをぶちのめす。いじょう。
 なぜ戦うか俺は知らない。公式ページの紹介文に「舞台は機械に支配されている世界」と書かれてるのでおそらく反逆的なアレなのだろう。ジョンとかサラもやっていたやつだ。
 奴らはクソロボットでこちらを見かけ次第ぶっ放してくるまごうことなきクソ野郎だ。降りかかる火の粉は振り払え。

 さて、お前が戦場でなすべき事を教えておこう。

・ワープホールを見つけ出し、次の戦場へ移動する

 以上。Enter The Gungeonでいうエレベーターだな。戦場のアチラコチラでクソロボットがタムロっているので戦闘はほぼ必須だ。

 そこで、お前は、

・クソロボットに狙いを定めて引き金を引く
・短距離ダッシュで高速移動
・手持ちのアイテムを使う
・弾が当たらないように祈る

 を駆使してわからせていくわけだ。簡単だろ?

 ……実際にはもう少しややこしい。なぜならこの戦場独特のシステムがあるからだ。今から言うことは重要なことだ。耳を綿棒とかで優しくかっぽじってよく聴け。

圧倒的な戦力差を埋めるのはスキルと知識と根性

・アーマーは自動回復機能付きのスグレモノ

 お前はロボットっぽいなにかだが多分ロボットではない。銃弾やらレーザーを喰らい続けたら死ぬし、爆発に巻き込まれても死ぬ。減った体力を回復させるためには戦場にランダムで置かれている回復BOXを使うかアイテムを使う必要がある。まれに自動回復能力を手にすることがあるが、あまりあてにするな。
 クソロボットたちのエイム力はなかなか高いし、銃弾やらレーザーはマジで痛い。一旦食らうと移動速度が落ちるので何も考えずに突っ込むとお前はすぐに死ぬ。銃弾が身体を避けていくBGMは流れないし、お前には幸運ではない。
 そんなお前を守ってくれるのがアーマーだ。こいつは、一定量の衝撃からお前の身体を守ってくれる。しかもどういう理屈か、暫く時間を置くと元の状態まで戻る。不思議だよな。
 とにかく、残アーマー量には常に気を払え。もちろん体力にもだ。

体力とアーマー値はスタイル(後述)によって変わる

・弾が切れたらリロード。だがその前にイジェクトを忘れるな

 マガジンの中には弾が入っている。そして弾を打ち尽くすとマガジンの中が空になる。よちよち歩きの子供でも知っていることだ。なので、弾が切れたら素早くマガジンを入れ替えなければならない。
 だが、ここでは、その前にやらなければならないことがある。それがイジェクト(エジェクト)だ。つまり、GUNの中に残った最後の空薬莢をはじき出す必要があるということだ(多分な)。
 また、マガジン内に弾が残っているままマガジンを入れ替え場合、残りの弾は容赦なく捨てられることになる。レーザー系だとしても例外はない。
 お前が持ち歩ける弾は有限なので、無駄なリロード癖が付いているやつはもったいないお化けに殺られる。悪い癖は直せ。ちなみに持てるGUNや弾には上限がある。

体力とアーマー値の上にわかりやすく表示される。実はイジェクト・リロード共にスペースキーで対処できるので実際はそうややこしくない。リロードが青ゲージで止めればボーナスだ

・気付かれないように近づき、冷静にドタマをぶち抜け。

 敵はクソロボットだが、全部が全部360°の視野を持っているわけではない。つまり、お前は気づかれずに背後から忍び寄ることができる。そして、人型はやはり頭部が弱点だ。なぜロボットなのに人間と同じく頭部が弱点なのかはわからない。おそらく浪漫なのだろう。

 要するに、頭部に銃弾をぶち当てればダメージが跳ね上がる。もうすでに書いたが、ここには数多くのクソロボットがいて油断すると囲まれて死ぬ。そうでなくても弾薬は有限なのだ。ややこしいなと思ったら何も考えずに頭を狙え。カキーンと小気味の良い音がしたとき俺のいいたかったことがわかるだろう。

・オーバーヒートには気をつけろ

 トリガーハッピーの弊害はそれだけではない。オーバーヒートだ。わかりやすいように言うと、引き金を引きっぱなしでいると、摩擦熱やらなにやらでGUNが熱を持つ。ある一定以上の熱を持つと火傷をする。わかったか?
 火傷? っへ、そんなモノ水ぶくれを針で刺せばいいだろ。などとなめているやつは運転を終えたばかりの車両のマフラーを握ってみるといい。
……嘘だ。絶対に握るなよ。指で触れるだけもダメだ。絶対やるなよ。
 話を戻すと、このオーバーヒートがかなり厄介だ。もうすでに書いたが、ここには数多くのクソロボットがいて油断すると囲まれて死ぬ。
 つまり、ガンガンGUNでわからせてやらなければいけない。だが撃ちすぎると自滅する。このさじ加減は何回もプレイして体で覚えろ。

 あと、お前は勇敢なソルジャーだがムキムキマッチョマンではない。つまり、撃ち続けるとエイミングがブレる。リコイルコントロールなんて芸当はお前には出来ない。無論俺も出来ない。

 どちらにせよ、引き金を引きっぱなしにするのは考えものだということだ。戦場では常に冷静でいろ。

HEAT!になったら要注意。KY(危険予知)を怠るな

お前を助ける様々なGUNとアイテム

 ところでお前はどんなGUNが好きなんだ? ゴツくて正確なやつ? ホロホロホーと叫びながら何もかもを燃やしつくすやつ? OKOK、任せておけ。この戦場にはめちゃくちゃ多いわけではないがそれなりの数のGUNが揃っている。気に入るものは見つかるだろう。
 だがしかし、それらでクソロボットをぶちのめすためには、ランダムなGUNが入ったBOXを戦場で見つけなければならない。なぜ戦場にそんな物が落ちているかは知らないから聞くな。販売機から買うという手もあるが高い。

GUNの能力値はいつでも確認できる。重要なのはパークとモジュラー。

 GUNにはそれぞれ固有の特殊能力が付いている。上の火炎放射器だとお前を少しだけタフにしたり炎への耐性がつく。
 だがそれだけではない。GUNにはランダムでモジュラーバリアントが付く。これはメリットとデメリットが同時に付いてくる。同じGUNでも、モジュールが変われば使用具合は変わる。突然GUNが爆発したりはしないから安心していいぞ。

 後、時々ジャムることがある。甘いジャムの話じゃない。わかりやすく言うと薬莢が詰まったりしてGUNが撃てなくなるということだ。なので、ジャムった場合は早急に対処しなければならない。やることは簡単でリロードボタンを連打するだけだ。が、連打をしすぎると思い余ってイジェクトまでしてしまので加減が必要だ。
 GUNの熟練度を上げればジャム率は下がる。つまり同じGUNを使えば使うほど扱いが上手くなるということだ。ドローイングや執筆と同じだな。毎日練習しろとかの逆噴射先生も言っていただろ?

 これは余談だが、前回の記事を見て「これが逆噴射文体か」的な感想を抱いた方がいた。俺は全く意識していなかったのだが、読み直すとまあたしかにそうだよなと。なので今回は開き直って初っ端から攻めて見ることにした。
 なので、STEAMコアゲーム情報局を書いているときの俺は”逆噴射聡一郎の孫”を自称することにした。ブコウスキーにも自称孫はいたらしいし別におかしいことはないだろう。

追記:少々引っかかるところがあったので『ブコウスキーの酔いどれ紀行』を読み直したら、ブコウスキーの孫ではなくて息子だった。申し訳ない。

 他にも、アイテムというものがある。カンフル剤やらグレネードやらミサイルランチャードローンやらが該当する。BOXを漁るか販売機で買うかが基本だが、クソロボットが落とす時もある。いろいろ試して気に入ったものを見つけろ。回復系は貴重なので一つぐらいは持っておけ。

鉄の装甲を破棄する古のWEAPON

8種類のクラスから好きなものを選べ。それがお前だ。

 ここまでは、お前が使えるものについて説明した。次は、お前自身についてだ。お前は奴らに対してどう仕掛けたい? どうどう正面から弾丸がばらまくか? 狙撃で一体ずつ屠るか? それとも、背後から忍び寄ってナイフでズブリ? OKOK、任せておけ。ここには8種類のStyleが揃っている。気に入るものは見つかるだろう。

4×2の八種類。どれも丁寧な説明付き

 好きなクラスを選んだか?

 よし、それじゃ次は初期GUNと初期アイテムと初期モジュールを選べ。といっても、初期GUNはなんともまあ頼りな拳GUNだけなので適当でいいと思う。アイテムも、8種類+α(DLC)から選ぶだけだしここも省く。
 ただ、モジュールについては少し説明しておく必要があるだろう。まあ、まずは画像を見てくれ。

 アイコンの左上にマークがあるのが見えるはずだ。そのモジュールの効果が普段よりも高いこと指している。そしてこのマークの位置は毎日変化する。つまり、日が変わるごとにごきげんなモジュールは変化する。つまり昨日までは役に立たなかったものが、今日になってUsefulになってるかもしれないってことだ。まぁ、聞いているだけではいまいちピンとこないかもしれない。ただ、24時間プレイした俺はこのモジュールガチャを重要視しているということだけはいっておく。

戦場がキツイ? それともぬるい? なら好きになように調節しろ

 この画像を見てもらえればだいたいのことはわかるだろう。
 そうだ、俺は上でイジェクトがどうやらジャミングがどうやら散々書いてお前をビビらせた。それを、ここで設定することでなかったコトにできるのだ。この戦場にはイージーやハードなどという難易度設定はない。ここで決めたルールが全てだ。ハンデを増やせばリワードは増える。逆もまた然りだ。好きに調整して楽しめ。ゲームは楽しむためにあるんだ。
 ちなみに上の画像は初期設定だ。初期で120%設定ってところが面白いよな。俺はこの設定でクリアした。

諦めるな

 ワープホールを進む度につれてクソロボット野郎共の砲火は激しさを増す。終盤になると、何かを考えている余裕はなくなるはずだ。奴らはどんどん硬くなるし、ワンパンでアーマーは剥がされるようになるだろう。クソロボットは至るとこにいるのに自分の体力は残り数ミリってことも珍しくない。だが最後の最後まであきらめるな。うまく立ち回ればアーマーだけでなんとかなるかもしれないし、奴らをバラせば回復を落とすこともある。それに、一体でも多く道連れにすればリワードは増え、次の戦場が楽になる。死力を尽くせ。お前ならできる。

 あと、できるならESCキーは抜いておけ。ここを押すと画面が切り替わってお陀仏だ。アイテムキーは1から順に配置される。そして、ボス戦だとわりあいと焦るはずだ。俺はラスボスで2回ほどやらかした。

最後に

 このゲームはsteamにて2,050円で絶賛発売中だ。俺は今年の三月に、たまたまsteamでヤバいブツをdigしていた時に見つけて即買いした。今月はほとんどこればかりやっていたぐらいだ。
 それとこれは朗報だが、完全ではないが公式で日本語も付いている。公式Discordも盛んだ(英語Only)

 それと、もっとこのゲームについて知りたい奴には、steamページのカスタマーレビューがとても参考になるはずだ。どれもこれもこのゲームを愛しているであろう熱いレビューだらけだ。正直な話、書いているのは俺よりもやり込んでいるソルジャーばかりなのでこの記事よりもわかりやすいだろう。まあ、別に競ってるわけでもはないので俺は俺の好きなように書かせてもらった。仕事で書いてるわけでもないしな。

~~

 以上、SYNTHETIK: Legion Risingでした。急ぎ足で説明したので、取りこぼしなどがあるかもしれません。そこは、自分の目で確かめてもらいたい。
 もし、「買ったよ!」など言ってもらえたら、書いたかいがあるというものです。興味を持ったらでいいのでぜひ買って遊んでみてください。

 あと、公式フォーラムをちらっと覗いたら、いずれSwitchにも出す気でいるようなことが書かれていたので、Switchユーザーの方はそれを待つのもありかもしれません。それかゲーミングPC買っちゃう? いいのよ。

Thanks for your time! and Good luck have fun!

死闘が終わった。残されたのはガラクタ共の残骸とワープホール

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