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2024 J2 第15節 藤枝MYFC vs ブラウブリッツ秋田

上位陣との連戦を1分2敗で終えた秋田が、4連勝中の藤枝に乗り込む一戦。負ければ順位が入れ替わる一戦のスタメンはこちら。

【藤枝】70分ウエンデル→カルリーニョス、80分梶川→中川、90+3分大曽根→鈴木、シマブク→河上
【秋田】60分畑→大石、小松→梶谷、70分佐藤→半田、青木→松本、86分小野原→栗本

両チーム、スタメンに大きなサプライズはなく、大方予想通りのスタメンとなった。

この試合のファーストシュートこそ藤枝だったが、6分にセカンドボールを拾った流れから、佐藤と青木が立て続けに決定機を迎えると、14分にはセットプレーから小柳。23分にはロングボールから小松。34分には小野原のミドルシュートと、数多くの決定機を作るも1点も奪えない。40分に藤枝に与えた唯一の決定機は圍が防ぐも、内容的には2-0、3-0で帰ってこなければいけないほど秋田の試合だった。

後半も入りは良かったが、50分辺りで試合が止まった後は藤枝ペース。自陣からのビルドアップに対し、秋田の前線の選手は出ていくが、後ろがなかなかついてこれなかった。映像ではチェックできない部分だが、矢村やアンデルソンが河野、小柳と駆け引きを行っていたと思われる。結果、ピッチ中央には大きなスペースが生まれ、そこを経由してサイドにボールを運ばれて藤枝の両WBが仕掛けるシーンが非常に増えた。特に左サイドのシマブクが仕掛けるシーンが多く、対峙する村松は一苦労。それでも、中央の一番危険なエリアはしっかり対応していたが、終盤に破られてしまい失点し敗戦となった。

この試合は負ける時の典型的なパターンで、どう考えても、前半で仕留めておかなければいけなかった。そのため、失点シーンに言及するのは酷だろう。チャンスは作れているので、後は最後の精度。ここを高めない限り、一桁に居続けることは難しい。

次節はアウェイでの奥羽本戦。過去6試合勝ちなしではあるが、負けると順位が入れ替わる一戦。ルヴァン杯を含めて3連戦の1試合目を気持ちよくスタートしたい。

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