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2023 J2 第6節 ベガルタ仙台 vs ツエーゲン金沢

共に前節白星を挙げた両チーム。昨年は仙台が大差で2勝を挙げたが、今季はどうか。スタメンはこちら。

松下、中島、郷家のところは流動的だったが、開始25分まではこのような形だった。なぜ25分までだったかは、皆様お察しの通り。
まずは金沢の出足の鋭さに対応できなかったこと。
中盤の3枚の周りの空いているスペースを、加藤に良いように使われた結果、藤村と梶浦に自由を与えたこと。
これらの要因が重なって、ファールが増え、序盤からセットプレーを与える結果となり、25分までに3失点する結果となった。
中島の盛大な空振り、金沢のデザインされたセットプレー、松下の軽率なミスと、守備が崩壊したわけではないが、今後の戒めとしたいところ。

結果、その後は4-4-2で臨む形に。個vs個の勝負になれば分は良いため、試合を盛り返し、前半はPKで1点返す。

後半は、エヴェルトン、中山を投入しギアを上げるも1点が遠く、最後に氣田が1発を返すのみ。痛いホーム連敗となった。

3バック一辺倒ではなく、4バックというオプションを持っていたことは良かったが、金沢が4-4-2で来て、どのようなスタイルなのかはここまでの試合で分かっていたはず。にも関わらず、25分で3失点は準備不足と言わざるを得ない。それが、スタッフのスカウティング不足なのか、選手の認識の甘さなのかは不明だ。ただ、前半の選手たちの動きの鈍さを見ると認識が甘かったとも言えるし、もう少し見方を変えれば3バックの完成度の低さを露呈したとも言える。
とはいえ、25分で3失点する前提のチーム作りはしていないため、こういった事態に陥っても2失点で踏ん張る。もしくは、4点、5点取れるチーム力がないと厳しだろう。

群馬戦で一定の手応えを掴んだかに見えたが、振り返るとハイプレスを志向する相手に対し、受ける形になると何もできない事態になっていることが判明してきた。
3バックでも4バックでも構わないが、ひとまず戦ってほしいし、試合の主導権を握る能動的な試合展開を次節の長崎戦で見せてほしい。

J2優勝&J1昇格への道のりは険しそうだ。

あと、全然別件だが、一般発売が始まったユニフォーム。
Amazonで買った商品が翌日に届く時代に、1ヶ月以上待たせるのはいかがなものだろうか。受注生産だからという理由は理解できるが、ホームユニフォームがそのような供給体制で良いのだろうか。商売としてどうかと思った次第。

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