2024 J2 第11節 ジェフ千葉 vs ブラウブリッツ秋田
近しい順位のチームとのアウェイゲーム。勝ち点を持ち帰ることはできるか。スタメンはこちら。
千葉は田口が7試合ぶりのスタメン。
秋田は河野が不在で、岡崎が復帰。CBは岡崎と小柳のコンビ。
序盤から千葉にボールを握られ、横の幅を取られて陣形を広げられたところで秋田DF陣の裏や、各ポジションの選手の間を通される苦しい展開。ハイプレスでもミドルプレスでも品田を封じたかったが、それができなかった。また、サイドの攻防で、蜂須賀と田中のところはかなり田中に軍配が上がった印象。それでも、千葉の攻撃の精度もあって0-0で耐えるが、後半早々に蜂須賀が2枚目のイエローカードで退場すると、千葉の攻勢が強くなり、66分に失点。
その後も攻め込まれる展開が続く中、この試合の分岐点となったのは80分の小森のプレー。小柳のクリアミスを見逃さずGK圍と1対1になるもシュートは枠外。中に岡庭がいたので、彼に預けていれば0-2となり、秋田としては確実にこの試合終わっていただろう。そこから半田と才藤のゴールで逆転まで持っていたのは周知の通り。全体的に、千葉のチームとしての未熟さをしっかり突いたと言える内容で、アウェイで貴重な勝ち点3を得た。
確かに選手は頑張ったし、監督の采配も当たったが、千葉の小林監督が述べた通りだったと思う。
また、DAZNのインタビューでは「99%2-0で終えれた試合」とも語っており、本当にその通りだなと思う。
逆転勝ちできたことは本当に良かったし、素晴らしいことだが、この試合で目を向けなければいけないのはそれ以外の80分間。ハイプレスもミドルプレスもはめられないようだと、次節の横浜FC、その次の長崎には大量失点確実となるので、しっかり修正してほしい。
ただ、まずは、ルヴァン杯の湘南戦。J1相手に八橋で何ができるのかに注目。
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