2024 J2 第1節 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田
開幕から中四国アウェイが続く秋田。その初戦の相手は昇格組の愛媛。スタメンはこちら。
相手陣地でサッカーをするべく放り込んだ秋田だったが、カウンターからセットプレーを与えたことにより序盤は愛媛ペース。それでも集中した守備で耐えると、ロングボール、ロングスロー、セットプレーで秋田の時間に。才藤が迎えた21分の決定機は、GKではなくDF前野のカバーによって防がれると、流れが愛媛に傾き始め、29分に窪田にミドルシュートを沈められ失点。
後半は、序盤から愛媛のペースで試合が続き、2失点目を献上してもおかしくないシーンもあったが耐えていると、70分以降は秋田の時間に。メンバー交代を加えるも、決定機と言えるシーンはほぼなくこのまま試合終了。開幕戦は完封負けとなった。
期待していた小松は、前線のポイントにはなったものの、それ以外は見所がなかった。ただ、これは小松個人の問題ではなく、チームとして小松が強みを発揮するようなシーンを作れなかったことが問題。このままだと、力を発揮せずにシーズンが終わってしまうので、次節以降に期待するしかない。
守備の部分や全体的な強度は問題がなく、チームの骨格に新加入選手を当てこむことは成功しているように見えたので、後はどのようにしてゴールを奪うか。つまり、昨年だけでなく、J2昇格以降突きつけられている課題をクリアできるか。それを解決するための選手は揃えたはずなので、次節の山口戦に期待したい。
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