2023 J2 第4節 ベガルタ仙台 vs いわきFC

3.11翌日に行われる特別な1戦で、リーグ戦では初対戦。スタメンはこちら。

金太鉉出場停止の代役は内田。いわき対策として、フォギーニョを起用。
いわきは4-4-2。選手はよく知らないが、宮本、谷村、有田の国士舘トリオの活躍に期待。

試合は序盤からいわきペース。有田、谷村を中心とする積極的なプレスと、コンパクトな陣形を維持することでペースを握る。仙台は3CBのサイドチェンジやフィードで打開するも、いわきのスライドを前に悪戦苦闘。そんな中、20分にセットプレーの流れから失点。

🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ２リーグ　第4節
🆚 仙台vsいわき
🔢 0-1
⌚️ 20分
⚽️ 江川　慶城（いわき)#Ｊリーグ#仙台いわき pic.twitter.com/gYTZtGrXwi

— Ｊリーグ（日本プロサッカーリーグ） (@J_League) March 12, 2023

エンドが変わって後半、いわきの体力が落ち始めると、相良や真瀬を中心に攻め始めるが決定機と呼べるシーンは数えるほど。
選手交代とシステム変更で打開策を図るものの状況は打破できず、ホームで敗戦となった。

有田が外したから0-1だったものの、実質0-3くらいのゲームだったことを鑑みると、この敗戦は非常に重い。

守備が大崩れすることはないのだが、攻撃の形が見えず、セットプレーも大した脅威ではないという開幕戦から進歩のない状況をどう捉えるべきか。いわきが後ろでボールを持つチームでなかったため、ハイプレス、ミドルプレスの守備の完成度もイマイチわからなかった。結果、いわきのための90分になってしまった印象だ。

現状、自陣での体を張った守備ぐらいしか披露できてないため、先制されるとかなり厳しい。まずはキャンプでなにを落とし込んだのかを再確認して私たちに披露してほしいところ。

今日の出来だけに関してで言えば、内田の3CB左は今後も可能性があるだろうが、残念ながらフォギーニョはエヴェルトンの控えでしかなさそう。さらに、その横には松下か鎌田のようなタイプを置かないと前にボールが入らない。
また、真瀬がボールを持つとだいたい突っかかっているのは、ボールを握りたいチームとして正しいのか、など、スタートの11人を適正に選べているのかも疑問が残る。

次節は群馬だが、この試合と同じような展開になる可能性も高いため、どのような手を打つのか注目だ。