2023 J2 第34節 ジェフユナイテッド千葉 vs ブラウブリッツ秋田
清水、磐田に貫禄のドローを果たした秋田が千葉に乗り込んでの一戦。過去対戦では負けなしと、相性の良い相手に勝利となるか。スタメンはこちら。
千葉、秋田共に予想通りのスタメンとなった。
試合は序盤の混沌とした時間帯に、カウンターから千葉が先制できたことで、試合の主導権を握る。
ピッチをワイドに使うことで、秋田はハイプレスをいなされ、剥がされてしまい、DFラインも高く保てなくなったため、より千葉ペースに。さらに、見木が最終ラインに降りてきて3枚になり、日高、高橋のサイドバックが中を取ったりすることで、秋田の守備は完全に混乱。それでも、ゴール前ではやらせず耐えていると、40分に水谷がセカンドボールを拾い、齋藤のポストプレーから畑がミドルシュートを突き刺して同点に。試合の主導権を握られた上、ほぼノーチャンスだった秋田にとっては起死回生とも言える同点弾を得て、前半を五分五分に戻してハーフタイムへ。
後半は57分に高田のオウンゴールで失点はしたものの、序盤はミドルプレス。60分以降は選手交代で再び前に出る秋田。才藤、梶谷に決定機が訪れるも決めきれずに1-2のまま試合は終盤へ。アディショナルタイムには、高田のクロスを小柳が折り返し、再び梶谷に決定機が訪れるも決められず1-2のまま試合は終了。久しぶりの勝ち点3は次節以降にお預けとなった。
完全に千葉のペースだった前半を1-1で終えたのは大きかったし、後半も遜色なく戦えていたので勝ち点1を持って帰りたかったのが本音。ただ、どんなチーム相手であっても、開始3分に失点しては難しい試合になってしまうので、この試合の問題点はそこだろう。
また、千葉のように可変したり、配置上中盤の真ん中(秋田は諸岡、藤山。千葉は田口、見木、風間)で数的優位を作ってくる相手に対しての守備はもっと整理し、試合中に適応していかなければならない。この後も厳しい相手が続くが、一つ一つ課題をクリアして勝ち点を積み上げていきたい。
次からはホーム2連戦。長崎には前半戦大敗の借りを返し、山形には奥羽本戦初勝利を挙げて、栃木、金沢に向かいたい。
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