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2024 J2 第23節 横浜FC vs ブラウブリッツ秋田

波に乗る上位陣の敵地に乗り込んでの一戦。勝ち点を拾って帰ることはできるか。スタメンはこちら。

【横浜FC】65分小川→室井、78分中野→中村、カプリーニ→伊藤、87分井上→和田、櫻川→高橋
【秋田】73分佐藤→中村、青木→梶谷、80分大石→水谷、小松→松本、88分蜂須賀→星

横浜FCのスタメンは大きく変わらず。
秋田のスタメンも同様だが、サイドハーフの佐藤と大石が入れ替わった。

ある程度ボールを持つ横浜FCに対し、秋田が構える構図。秋田陣形の間で小川やカプリーニにボールを受けられるも、諸岡、藤山の寄せとコンパクトな陣形で対応。櫻川に対しても、河野がしつこく対応することで横浜FCに決定機を作らせない。カプリーニのロングシュートぐらいしか、ゴールを脅かされたシーンはなかったが、逆に相手ゴールに迫るシーンはほぼ作れずに前半を終える。

後半も展開は同じだが、横浜FCの攻勢が強まり、72分にクロスから失点。これが決勝点となり、0-1で敗戦となった。

失点シーンだけを切り取れば、小柳と櫻川のところで起点を作られ、セカンドボールも拾えなかったわけだが、上位相手によく戦ったし、守備陣は最低限の仕事ぶりをしていた。
ただ、奪った後に自分たちのミスでボールを失い、相手の時間を与えてしまい、「秋田の時間」を作れないことが問題で、これは今に始まったことではない。
酷暑の中、序盤戦のようなインテンシティの高いサッカーはできない。これは、開幕前から分かっていたことなので、どのような解決策を見出すか。それでも秋田一体で耐えろスタイルだと、9月が終わるまでは1勝もできず、残留争いに巻き込まれるのは目に見えている。

まずは、次節のホーム山口戦でしっかり勝ち点を積み上げられるか。幸い予想気温は29℃と、比較的なんとかなりそうな気候だが、それは相手も同じ。ホームで前半戦の借りを返して、中断期間に入りたい。

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