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2024 J2 第6節 清水エスパルス vs ブラウブリッツ秋田

徐々に自分たちの強みを取り戻しつつある秋田が、日本平に乗り込むアウェイゲーム。圧倒的な戦力差のある強敵から勝ち点を奪えるか。スタメンはこちら。

【清水】6分乾→松崎、69分ルーカス→白崎、北川→西原、87分山原→北爪、松崎→高橋
【秋田】56分畑→大石、吉田→梶谷、61分佐藤→水谷、81分諸岡→藤山、小松→半田

秋田は小野原が引き続きスタメンで、この試合は諸岡とコンビを組むことに。古巣戦の水谷が開幕戦以来のメンバー入り。村松も清水ユース出身。
清水は予想通りだったが、3分ごろに乾が負傷し、6分に松崎と交替となった。

12分にカウンターから縦に早い攻撃で、吉田が決定機を迎えたものの、力のないシュートは権田の元へ。それ以外は清水がボールを持ち、秋田が構える展開。ミドルプレスはそれなりに機能していたし、撤退守備も悪くなかったが、奪った後が繋がらなすぎた。
26分の失点シーンは全員がボールを見ていたかつ、動きも止まっていたため、北川の元にボールが渡った時には時すでに遅し。なんとも言えない形ではあったが、このような失点は減らさらなければならない。40分に、畑からのロングボールを収めた小松が仕留めていれば面白い展開になっただろう。

後半も、開始早々の48分にロングボールの処理ミスから小松に決定機が訪れるが、これも決めれない。その後は、清水がピッチをワイドに使い秋田陣形を伸ばしにかかる展開の中、69分から投入された西原に2本決定機を作られるが得点とはならず。結果、失点は重ねなかったものの同点弾を奪うことはできず、0-1のまま試合終了となった。

清水相手に0-1は健闘したと言えるが、小松が1発仕留めていればドローに持ち込めたと思うので、勿体無い試合だった。
強度とロングボールである程度の戦いができることはわかったが、もう一つ上に行くためにはなにかが必要。今日の試合でいえばエースの1発だったわけだが、それ頼みで良いのかというとそうではない。ロングボールを蹴るにしても、ある程度前線の準備が整ってから蹴った方が合理的で、そのためにはボールを奪ったらある程度繋ぐような作業が必要ではないか。この試合は奪った後が酷すぎて、清水という強敵相手にする振る舞いではなかった。
この辺り、本当に今のままでシーズンを戦い抜くつもりなのかは、引き続きチェックしていきたい部分。

来週からの3連戦はいわき、水戸とのホーム2連戦を終えると、最後は大分遠征となる。タフな日程ではあるが、2試合ホームで戦えるのでしっかり勝ち点を積んで大分に向かいたい。

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