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知事に届け、秋田一体とは

だいぶ前の作品なんだな、と思いながらもこれが一番メッセージ性がありました。

最近どことなく、サンフレッチェのスタジアム建設に否定的だった、某知事の広島県的な雰囲気を感じずにはいられない秋田県。

現在の経営規模でJ2残留は快挙と言っていいですが、表敬訪問で「来年は10位以内」と平然と言ってしまうあたりが全然秋田一体してない。

ピッチの中では秋田一体していたし、J2初年度で13位は立派なので、仙台同様備忘のために振り返ります。仙台ほど毎試合見てたわけではないので、ざっくりです。

序盤こそ勝利が続いたものの、その後は勝ち、引き分け、負けの繰り返し。前半戦はJ3時代のサッカーで通用したように見えたが、一巡してからは厳しかった。
結果、先発は斎藤、中村の2トップから吉田、武コンビに変更。前からプレス、というよりは一旦前線で起点を作ることで自分たちの時間を作ることにチャレンジしたのが夏場。
それがプラスに出たのが、いずれもアウェイの水戸戦や愛媛戦か。どちらも序盤で試合を決め、全体的に秋田ペースで試合が出来ていいたと思う。
そのようにして、勝ち点を着実に積み上げ、最終的には残留争いに巻き込まれることなく38節の栃木戦で残留決定。この後、京都、甲府、東京V、磐田という難敵を控えていた秋田にとっては、まさに締切日当日での残留決定でした。

残留決定以降の試合は、完全にマイナーチェンジ中といった感じで、従来の秋田の形は継続しつつも、明らかに敵陣内での横パスが増えていました。
今までは、チームとして「縦」一択だったので迷いがなかったが、横の選択肢が生まれたことで、迷いが生まれ、結果プレーが中途半端となり、京都、甲府、東京VといったJ1経験があるチームに対しては大敗する結果に。それでも収穫は多かったはずなので、来季への準備期間を長く取ることができたと捉えましょう。

11月末には、J3時代の主力選手を中心に契約満了とチケット代の値上げリリースがあり、本格的にJ2仕様へのチャレンジがスタート。現時点での契約更新選手、補強共にリリースは少ないが続報に期待しましょう。

さて、以上のようなブラウブリッツ秋田の2021年は控えめに言って大健闘と言えます。

こんなどこの誰が書いてる note が知事の目に触れることがないことはわかってますが、秋田関係者の目に触れ、ブラウブリッツを知ってもらい、今まで以上に熱く議論してもらうきっかけになってもらえればこれ以上いうことはありません。

今年初めてソユスタに行ってわかったことは、少ないけれど、確実にブラウブリッツを応援する人たちは増えてます。その人たちをもっと増やしていくために、J2に居続け、J1を目指さなければなりませんし、そのためのスタジアムです。
そして、県外からの人たちを定期的に呼び込むことができるのがJリーグであり、ブラウブリッツ秋田です。来年は入場規制も緩和されることでしょうし、仙台、山形、新潟、横浜FC、大宮、千葉あたりにはホームジャックされるでしょう。
急ぐ必要はないけれど、前向きに、ブラウブリッツのためではなく、秋田のために議論していただけると嬉しいですよね。

来シーズンは、秋田、岩手、山形、仙台の東北独立リーグを盛り上げていきましょう。新潟も入れて、北方面でくくってしまうのもいいかもしれないですね。

あと、ソユスタの芝、なんとかしましょう。

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